2021/11/4 聖徳太子
ゼニスの中で特にアバンギャルドでゼニスらしさが全面に出ているデファイ エル・プリメロ21のご紹介。
2017年に発表されゼニスの代名詞ともいえる「エル・プリメロ」を搭載し、そのムーブメントをスケルトンにくり貫かれた文字盤から映し出されるというものです。
ゼニスの名機「エルプリメロ」の魅力を存分に感じられるモデルです。
via:https://www.zenith-watches.com/
ゼニスの時計作りは他ブランドとは一線を画した、独自の道を進んでいます。
製造方法、作動方法は創業当初から革新的でした。
当初からマニュアルチュール化されており、圧倒的な製造技術のもと、時計製造が行われました。
精度と革新性を極めるためには、最初から最後まで、時計を作るために必要な、全ての知識、技能、職人技を一つ屋根の下に集める必要があると考え、いち早く統合型時計マニュファクチュールを開始しました。
創業以来、ゼニスの核心部分は精度です。1903年から1960年の間で、2333もの賞と300以上の特許を取得しております。
機械式時計の調速機構を1から考え直し、ジャイロスコープ機構という重力の影響を打ち消す技術まで発展させました。
ゼニスの時計業界への与えた功績は計り知れないものとなっております。
その中で特に代表的なものは「エル・プリメロ」ですね。
スペイン語で「No1」という意味です。
36,000振動/hというハイビートで先代モデルの10倍の精度を備えます。
これが50年経った今も廃れていないことは驚異的ですね。
センター針で、1/100秒単位の時間を文字盤に搭載したのが、デファイ エル・プリメロ21です。
こちらはエル・プリメロ9004を搭載した革新的なクロノグラフモデルです。
通常のクロノグラフモデルは、秒針が1分で1周するのが一般的ですが、こちらのモデルは1秒で1回転するセンター針で、1/100秒単位の表示を可能としました。
またパワーリザーブは50時間と長期駆動時間を実現しております。複雑機構の中にも歯車の摩擦をクリアにすることで高い実用性を発揮します。
また、パワーリザーブ計が12時位置に配されており、そこもデザインの一つに落とし込まれています。
ファセット加工のトノー型ケースを特徴的です。
ムーブメントを収納するのに最適なネオ•レトロなフォルム。
ゼニスの革新性と伝統が調和したフォルムですね。
最もシンプルな形でも真似のできない現代的なな美しさが見てとれます。
高精度機構のためのメカニックな文字盤、ただ技術力を求めるが故にこのアバンギャルドなデザインになったというと男心がくすぐられます。
ゼニスの色が存分に出ているデファイ エル・プリメロ21。
革新性とロマンが溢れる逸品です。