2022/04/25 P
時計業界大注目の見本市「Watches and wonders Geneve」が開催され、3月に新作発表がございました。
クロノマスタースポーツではYOSHIDAスペシャルモデル、アクアブルー文字盤時計が話題になっていますね。
本日はゼニスに興味があり購入を検討されている方向けにオンライン&ブティックエディションを2021年モデルと共に振り返ります。
参考 https://www.zenith-watches.com/ja_jp/product/chron...
クロノマスタースポーツ オンライン&ブティックエディション
03.3103.3600/69.M3100
上代:1,408,000円
まずは簡単なスペックから。
ケースサイズ:41mm
振動数:毎時 36,000 振動
パワーリザーブ:60時間
防水機能:10気圧
ムーブメント:エルプリメロ
素材:ステンレススチール✖️セラミックベゼル
文字盤: サンレイ装飾を施し、3 色カウンターを備えたシルバーカラーの文字盤
時計単体の写真だけ見ると奇抜な感じですが、実際の装着画像を見ると収まりが良いですね。
新作の発売は、5月下旬から6月になるとのことですが、オンラインではまだ在庫切れ表示となっています。果たして販売本数は絞るのでしょうか?
2021年発売の03.3100.3600/69.M3100では、名誉あるGPHGの2021年クロノグラフ賞を受賞し話題となりました。発売当初は、その話題性の為プレミア価格になっています。
価格改定がありましたが、発売当初の定価は1,166,000円。市場中古販売価格は1,300,000〜1,400,000円と大きく定価を超えています。
今では価格改定と需給バランスが落ち着き、ほとんど定価で手に入れやすくなりましたが、ロレックスのように供給が少なくなるようであれば今後もプレミア商品が連発することになるでしょう。
今回の新作、こちらもオンラインで在庫切れ表記が続くようであれば、プレ値になること間違いなさそうです。前回のプレ値を考え、ブティック限定を踏まえると予想では1,600,000円前後になるのではないかと思います。
そうなると手放す時の金額も定価に近い数字なので、買って損がない時計となりそうです。
そんな新作クロノマスタースポーツですが、ローズゴールドとステンレススチールのコンビ。オールローズゴールド製の無垢モデルも、この度発表されました。
参考https://www.zenith-watches.com/ja_jp/product/chron...
51.3100.3600/69.M3100
上代1,980,000円
参考https://www.zenith-watches.com/ja_jp/product/chron...
18.3101.3600/21.M3100
上代4,403,300円
参考https://www.zenith-watches.com/ja_jp/product/chron...
18.3101.3600/69.M3100
上代4,403,300円
いずれの三つもスペックは変わらないですが、オールローズゴールドのみ文字盤が2種類用意されています。コンビモデルは、シルバー文字盤にベゼルがローズゴールドとなっています。ブレスレットも三連になっていてステンレスとローズゴールドのコンビ。2021年に無垢モデル18.3100.3600/69.C920が発売されましたが、レザーストラップとオール無垢では定価がかなり違うのでどうなのでしょうか。全くの別物になりそうなのですね。選べる幅が広がり、よりドレッシーなデザインを探していた方におすすめです。
それでは、2021年モデルと変化はあったのか?
発売前なので細かい画像はないですが、早速比べてみましょう。
こちらが2021年発売モデル
03.3100.3600/69.M3100
参考https://www.zenith-watches.com/ja_jp/product/chron...
まずはケースサイズ
こちらは変わらず41mmです。
ブレスレットの使用や、ポンプ型のプッシュボタンも変化はございません。
ムーブメントは5Hzのハイビートを誇るエル・プリメロクロノグラフムーブメント。パワーリザーブは60時間とこちらにも変更ないので、2021年モデルが自信のある傑作として提供していたのかがうかがえます。それでも新作として横展開しているので、今後のクロノマスタースポーツシリーズは更に種類も拡大されるはずです。
2021年シリーズはどことなくロレックス のデイトナにカラーリングが近くて、非常にまとまっている印象。
定価が2021年発売モデルは1,276,000円なので、約13万円上がりました。大きくは上がっていないですが多少のデザインチェンジは好みの問題になってきます。個人的には両方好きです。
さらに変更点としては2つ。「ベゼル」「文字盤」の変更となります。
まずはベゼル。比べて一目瞭然ですが前回はセラミックのオールブラックでしたが今回はセラミックのトリコロールに変更です。グレー・アンスラサイト・ブルーとエルプリメロクロノグラフの象徴カラーを採用しています。インダイアルとベゼルが同じカラーリングになり他のブランド時計とは一味違うデザイン性を出してきました。オールブラックはカッチリとまとまった印象でしたが、新作は爽やかな印象がありカジュアルな服装などにもバッチリ合うかと思います。2カラーベゼルと言えばロレックス のGMTマスターが有名ですが、3カラーは他のブランド時計でも見ない為、被らないと言うのは非常にポイントが高いです。
ベゼルにブランドの色を出してきた事は、時計界にとって新しい風が吹いたのではないでしょうか。
続いて文字盤。
2021年モデルではブラックとホワイトの2色展開。正確にはブラックラッカーとホワイトマット仕上げですが、新作はシルバーのサンレイパターンになっています。ブレスレットと同じカラーにすることにより、3カラーのインデックス、3カラーのベゼルを引き立てるように見えます。
そしてサンレイダイアルにより、光の当て具合で色味が変化いたします。
裏蓋シースルーバックから覗ける最高峰のムーブメントと、3色のベゼルにより様々な表情を見せてくれるケース全体と、一つの時計で何回も楽しませてくれること間違いなしです。
そして最後になりますが、お待たせ致しました。
標題にて説明しましたが、俳優の竹内涼真さんが2021年にゼニスの公式アンバサダーとして任命されました。
参考https://www.gqjapan.jp/feature/20210305/zenith-ryo...
しっかりクロノマスタースポーツをオシャレに装着しています。
竹内涼真さんは、現在大活躍中の俳優・モデルです。2013年に俳優デビューしましたが、人気に火がついたのは2014年の仮面ライダーデビューではないでしょうか。
そんなドラマ・CM・映画に引っ張りだこの竹内涼真さんですが、「下町ロケット」「過保護のカホコ」「陸王」「君と世界が終わる日に」など代表作がたくさんありますね。
高校生のときにお父さんとゼニスのブティックに入り、そこから興味を持ち憧れのブランドになったそうです。
2021年にアンバサダーになり、ようやく時計に見合う年齢になりとても喜んだとのこと。
普段は『デファイ エル・プリメロ21』のレザーストラップを着用。
参考 https://www.zenith-watches.com/ja_jp/product/defy-...
ステンレススチールのブレスレットは自分には似合わないと感じていたのでデファイを愛用していたそうですが、ご紹介したクロノマスタースポーツも気に入ったようです。
今をときめく大人気俳優が大好きなブランドなので、時計の知識が少ない方でも興味が湧いたのではないでしょうか。
【まとめ】
2022年新作のクロノマスタースポーツはいかがでしたでしょうか?私もそうですが、ブティック限定。限定○○本…など「限定」という言葉に弱いですよね。
2021年モデルとともにご紹介させて頂きましたが今後も今の形を残しつつ幅広く展開していきそうですね。
お読みいただきありがとうございました。