イタリアのメーカー"PANERAI"
1860年創設"オフィチーネ・パネライ"。 デカ厚時計の代名詞であるパネライは一時期爆発的なブームを起こした有名ブランドですね。
2016年には新たなコレクションとして薄型ケースが特徴的な"ルミノール・ドゥエ"が発表され、今もなお進化し続けているブランドです。
今回はラジオミールと並び主力コレクションに数えられるルミノールシリーズから、2018年発表のルミノール ロゴ 3DAYS PAM00777のご紹介をしてまいりたいと思います。
2018年発表 ルミノール ロゴ 3DAYS PAM00777
パネライのBOXといえばやはりこれ。いつみてもやはりでかい。
金無垢モデルや限定モデルだとさらに大きいBOXが使用される事もありますが、ほとんどはこの大きさのBOXですね。
基本スペック
【商品名】ルミノール ロゴ 3DAYS
【型番】PAM00777
【機械】手巻き P.6000
【素材】ステンレススチール
【カラー】黒
【ケースサイズ】44mm
【防水性】100m
【国内定価】604,800円(税込)
【備考】2018年発表モデル
基本スペックはご覧の通り。PAM00777、7が3つ並んだ縁起の良いレファレンスナンバーですね。覚えやすい。
定番サイズの44mmケースにルミノールマリーナ"ロゴ"のシンプルな組み合わせは使いやすくて人気があります。
搭載ムーブメントは手巻き P.6000が搭載されています。21,600回振動/時のロービートムーブメントは2018年発表に発表されたパネライの自社製ムーブメントとなっています。
21,600振動するテンプは2点支持のブリッジでしっかりと固定されており、時刻調整時の精度を高める為、リューズを引き出すとテンプを停止させる装置がついています。
3日間のパワーリザーブもついているので実用性も高いモデルといえます。
価格はリーズナブルなまま、自社製ムーブメントを搭載しているのでコストパフォーマンスも高い一本となっています。
さらにこちらのモデル、パネライでは少し珍しいブルーカラーのストラップとなっており、他のモデルとは一味違った仕上がりとなっています。
文字盤のOPロゴと同じ色合いのストラップを採用する事でバランスも良く、統一感があります。
もちろん、革ベルトやラバーベルトに付け替える事も可能なので季節や気分でベルトの交換もできるようになっています。こらからの季節はラバーベルトなんかが合うのではないでしょうか?
ルミノールといったらやはり、屈強な「ロックレバー式リューズプロテクター」でしょう。
現在の時計はロレックスが開発した"ネジ込み式リューズ"が主流となっていますが、パネライは第二次大戦当時に採用していた"ロックレバー式リューズプロテクター"にこだわり続け、今も採用し続けています。
パネライの特徴でもう一つ挙げられるのが座布団のような型をした『クッションケース』ですね。この個性的なケースフォルムもン軍用時計を製造していた時代に作られたもので、現在でも受け継がれている特徴の一つです。
リシュモングループ加入以前に使われていた『OPロゴ』。1997年以降は使われていなかったOPロゴですが、2004年に発売された『PAM00000』からまた復活しました。
昨年発表されたパネライの新作モデルの中でも個人的にかなりおすすめしたいモデルです。定番のデザインに高いスペックを兼ね備えた上、価格もリーズナブル。これからの季節も活躍してくれそうですね。
定価604,800円ですが、並行中古相場は現在40万円台半ばとなっています。50万円以下で買える時計の中ではかなり良い時計だと思います。
全盛期ほどの勢いはないせいか、現在のパネライの相場は全体的に少し下がっているので、逆に狙い目なのかもしれません。
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