2022/03/15 聖徳太子
ルミノール ドゥエ はデカ厚で一世を風靡するしたパネライが現代的なエッセンス遠加えた時計です。
今回はルミノール ドゥエの魅力と進化をご紹介させていただきます。
パネライルミノールのラインから2016年からミドルサイズのケースであるルミノールドゥエが発表されました。
ドゥエ=イタリア語で「2」という意味です。この新しい展開は時計業界に大きなインパクトを与えました。
パネライといえばとにかく大きくミリタリー色の強いことが特徴です。腕につけると重量感があり、堅牢性、男らしさを前面に売り出している印象でした。
今回ご紹介させていただくルミノールドゥエはパネライのデカ厚を一新する展開です。
パネライの時計は日本人には少し大きいサイズ感の方が多い印象でしたが、この仕様変更によって、より幅広い方がつけられるようになりました。ミリタリー色が抑えられ、カジュアルからエレガントまでに対応する時計になりました。
新モデルは厚さが40%圧縮。2mm弱薄くなりました。重さも40〜50g軽くなり、パネライの技術の進化が伺える部分ですね。
時計内部のマイクロローターの遠心力で自動巻上げをする機構を採用。
マイクロローターは一般的な自動巻き時計に搭載されているローターと比べ非常に小さな自動巻きローターです。
本来ローターが小さくなると遠心力が失われて、時計の機能が落ちてしまいます。
こちらのモデルのマイクロメーターは金より重量のあるタングステンを採用。重さを追加することによって巻き上げ効率を上げました。
タングステンの特徴として、重量のあるものの、硬度がかなり高く、加工が難しいという特徴を持つため加工するにはかなりの技術、コストを要します。
また、文字盤もシティライクな展開となりました。パネライルミノールといえば、海軍本来の視認性を確保する機能に基づいたマットなブラックなどのカラーリングの展開でしたが、こちらのモデルからサンレイ仕上げのモデルも追加。光の加減で美しく反射し、スーツスタイルなどでも合わせやすい文字盤となりました。今までのルミノールとはまた違った色気を感じますね。
サイズは45ミリ42ミリ38ミリの展開です。
38ミリの展開はブランドとしても初の試みです。
こちらはジェンダーレスで使用していたただけるサイズ感。
武骨なミリタリーウォッチをフェミニンな女性が着用するとギャップが生まれ、全体のコーディネートの幅が広がりますね。
小ぶりな女性らしい時計もいいですが、海軍由来の精悍な時計をアクセントとして着用するのもありかなと思います。
ケース素材はステンレススチールからレッドゴールドなどまで、文字盤色、ストラップのカラー展開も豊富なので着用者のキャラクターにあった時計を見つけるられるのも嬉しいポイントです。
まとめ
新たな展開によってパネライの伝統的なDNAは残しつつ現代的なエレガンスを追加したルミノール ドゥエ。
幅広いシーンでパネライウォッチを着用したい方にはかなりおすすめのモデルです。
ではまた!