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こんなコラボは二度とない!PANERAI × ZENITH Movement

2016/6/8



パネリスティの間では、2005年以降のマニュファクチュール化は喜ばしいことでしたが、様々なムーブメントを乗せることで話題をさらってきた面も少なからずあるのでコラボが無くなるのはさみしくも感じます。今回は今後 希少価値が上がるだろうと期待もできるゼニス社の名機エル・プリメロとエリートを搭載したモデルをご紹介。コラボレーションしたパネライの魅力をご堪能ください。


OP IV OP VI ZENITH Movement El Primero

Panerai PAM 72 D - Luminor Chronograph (Zenith El Primero) 40mm

パネライのムーブメント キャリバーOP IV。
ゼニスのエルプリメロがベースになっています。
採用されているモデルナンバーは
PAM074ルミノールクロノ (レザーストラップ SS/Ti)
PAM072ルミノールクロノ (SS/Ti)
PAM052ルミノールクロノ (500本SS/Ti)
PAM108ルミノールクロノ自動のTi /スチールAMG (100本 SS/Ti)
PAM121ルミノールクロノ (レザーストラップ SS/Ti)
PAM122ルミノールクロノ (SS/Ti)
の計6種類。

1番数が多く手に入りやすく、それでいてベーシックでかっこいいのがPAM00072
2000年から2003年まで製造されました。

因みにLVMHグループの傘下にZENITHが加入したのが1999年。
パネライは1997年に(ヴァンドーム)リシュモングループに加入しています。
つまりLVMHとリシュモンは普通にコラボできる仲なんです。

今では三大コングロマリットとしてケリング含めライバル関係が際立ち、
もう仲良く一緒のプロダクトを製造することはないでしょう。

話をPAM72に戻します。
PAM72はルミノールクロノグラフ
40mm シースルーバック 200m防水
デイト表示付 チタン/ステンレスのコンビ ブレスレットタイプ
参考定価105万円
PAM00072 PAM00074の文字盤

PAM00072 PAM00074の文字盤

C番(2000年)の文字盤は1分刻みのミニッツマーカーですが
以降 30秒刻みの文字盤に変更されます。
※微妙なレア要素ですが、値段が違うなど聞いたことないです。

PAM00072はチタンとステンレスのコンビネーションなので140g強と
同じエルプリメロを積んでいるデイトナ16520と10gほどしか変わりません。
116520とは、ほぼ同じ重さですね。

デイト表示とシースルーバックが付いている分、デイトナより良くないですか?
2000年の時計ビギン

2000年の時計ビギン

2000年に発表されたOP VIを搭載したルミノールクロノフライバック PAM00060。

OP VIもエルプリメロベースのムーブメントで、PAM60は300本限定品。

このPAM60は流石に玉数が少ないので150万円程度の相場がありますが、
PAM72は70万円以下から見つかります。

PAM74は革/ラバーストラップですので更に安いです。
PAM52は500本しかありませんが、72番と同じ価格帯で何となくお得感ありますね。2トーンダイヤルが好きな方にマッチします。
AMG100本限定PAM108は赤い針が格好良く一時は凄い値段になっていましたが現在は150万円程度で見つかります。
PAM121 PAM122は途中でエルプリメロの供給が止まり生産本数が不明のレアピース。
ダイヤルカラーがグレーで他とは違う雰囲気があります。値段もスペックも72番 74番と同様です。

しつこいですが1番のオススメはPAM00072ですね。
1番カッコイイ。

Panerai El Primero = PaneEL パネール

PANE-EL

PANE-EL

Panerai El Primero = PaneEL パネールと呼ばれるこの素晴らしいコラボレーション。

2度と見れないコラボレーションですね。
上のモデルはフライバックを覗いた40mmエルプリメロ・ルミノールクロノです。

お好みのモデルはありますか?
ココ東京のオススメPAM00072は上段の中央です。

くーかっこいい!

OP VII ZENITH Movement Elite 680

パネライ ラジオミール 40MM 18KPG PAM00103 E番

パネライのムーブメント キャリバーOP VII 。
ゼニスのエリート680がベースになっています。
採用されているモデルナンバーは
PAM062ラジオミールホワイトゴールド
PAM103ラジオミールピンクゴールド
PAM141ラジオミール

42mmの小ぶりなラジオミールに収まるのはゼニスの薄型ムーブメント・エリート680。
680系ムーブメント「キャリバー681」はゼニスのウルトラシンなどにも使われていますね。

PAM62は2000年から2003年まで。
ピンクゴールドのPAM103は2001年から2004まで。
ステンレスのPAM141は2002年から2003年まで製造されました。

上品で良いモデルですねぇ、特にPGの103番が良いです。
ルミノールの様にクラウンガードも無いので、女性にもフィットするサイズとデザイン、
クロノメーター認定を受けた信頼のおけるムーブメントと間違いないモデルです。

このコラボレーションも2004年を最終に途絶えました。
今後二度とないコラボとして、レアモデルとして手に入れられるチャンスがあればオススメします。

パネライ ラジオミール40MM 18KWG ダイヤモンドコレクション PAM00135 105本限定

まとめ

PANERAI PAM00072 vs ROLEX 1...

PANERAI PAM00072 vs ROLEX 16520

いかがでしたでしょうか?
2度とないコラボレーション パネライとゼニス。

今回おすすめしたいのは40mmルミノールクロノ PAM00072。

リーマンショック前は128万円!などで売られていたプレミアムモデルです。
ロレックスのデイトナ16520より数量も少なく、そしてとても買いやすい値段に現在は落ちています。

Ref.16520がZENMAIさんの予想通りに、今後ますます値上がりするのであれば
PAM00072も もしかしたら上がるかも知れません!

ROLEX+ZENITH=16520
PANERAI+ZENITH=PAM00072

PANERAI+ROLEX=1930年代のスーパープレミアムウォッチ

16520も一時期は80万円以下まで落ちました。今では100万円以上です。
PAM00072も今は80万円以下ですが・・・10年、20年後は再び定価以上のプレミアムモデルになるかも知れません!

ちょっとスペックを比べてみます。
どちらも40mm エルプリメロ搭載!サファイアクリスタル風防 クロノメーター。

パワーリザーブはやや16520が上の52時間、PAM72は50時間。
防水性は16520が100mですが、PAM72は2倍の200m。
振動数は16520は28,800まで落とし、PAM72はそのままのハイビート36,000。
素材は16520はステンレス、PAM72はチタンとステンのコンビ。

製造年数は16520が1988-2000の12年に対し、PAM72は2000-2003とかなり短い!

最後にPAM72はシースルバックで、美しい輪列のエルプリメロが覗けます。そして便利なデイト表示があります。

いやー、まったく劣っていません。むしろ16520より数年新しいので耐久性も高いでしょう。
リシュモングループなのでメンテナンスも容易です。
レザーやラバーストラップに交換しても良いですね!

あぁ、欲しい。

皆さんも、2度とないコラボを堪能してみませんか???

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