パネライは大きく分けると『ルミノール』『ラジオミール』の2モデル
パネライは大きく分けると『ルミノール』と『ラジオミール』の2タイプに分けられます。
全部一緒に見えるという方もいるかもしれませんがそんな事はありませんよ。
ケースの素材や、機能、ムーブメントなどの組み合わせのバリエーションがとても豊富で何百種類という種類のパネライがあります。
ルミノールの派生モデルとしてダイバーズ時計の『サブマーシブル』、2005年に発表された日付の拡大鏡がない『ルミノール1950』、2010年発表の『ラジオミール1940』など、様々な派生モデルが存在しており、膨大な数から選ぶのこれという1本を探すのは苦労しそうです。。
『ルミノール』と『ラジオミール』の違い
一番大きな違いは『リューズ』です。
上記の画像を見て頂くと分かるように、ルミノールマリーナは『ロックレバー式のリューズプロテクターがある』点で、ラジオミールは『リューズプロテクター』がありません。
印象がまったく変わりますね。一般的な流通量はルミノールの方が多く、皆さんのイメージするパネライもルミノールではないかと思います。
また、ルミノールは『革ベルト』『ラバーベルト』『メタルブレスレット』の3種類に対して、ラジオミールは『革ベルトのみ』の展開となっています。
見た目は似ていますが、ラジオミールはルミノールに比べて、よりクラシカルな印象で、ケースの厚みもルミノールより薄いものが多いです。
デカ厚時計のパイオニアでもあるパネライですが、実は薄型のケースも多く存在し、そのほとんが『ラジオミール』から発表されています。
それでは、今回はクラシカルラインのラジオミールPAM00249 ユニークダイヤル に迫ってまいりたいと思います。
ラジオミール1936 PAM00249 基本スペック
【商品名】ラジオミール1936
【型番】PAM00249
【機械】手巻き Cal.OP Ⅹ
【素材】ステンレス
【カラー】黒文字盤 (ユニークダイヤル)
【ケースサイズ】47mm
【防水性】30m
【国内定価】-
【備考】2006年発表 世界限定1936本
世界限定1936本でユニークダイヤルが特徴的!!
PAM00249は1936年のラジオミールのプロトタイプを限定モデルでオマージュしたモデルです。
このモデルの特徴はローマインデックスとアラビアインデックスが混在する『ユニークダイヤル(※別名カリフォルニアダイヤル)』です。
文字盤の上半分のインデックスがローマ数字、下半分がアラビア数字のインデックスとなっており、パネライでも数が少ない珍しいダイヤルとなっております。
また、インデックスのカラーリングはアンティーク調となっており、モダンな印象となっておりかなり雰囲気があります!カッコいいです。
夜光塗料はルミノバ夜光となっている為、暗所でも安心ですね!
針はブルースチールを採用しています。ブルーの針は文字盤色の黒と相性が良く、引き締まった印象を与えます。
針の夜光もインデックスと同じアンティーク調の色味なので、統一感があります。
スペシャルエディションに付属する巻物
パネライのスペシャルエディションには限定の巻物が付属します。紙質も硬めで特別感満載です!サイズはA4サイズでかなり大きめです。その為・・・・・
箱がめっちゃデカくで重いです!!大きさを分かりやすく説明する為、ロレックスの純正箱と比較してみました。
ロレックスの箱の倍以上はあろうかというこの大きさ・・・持ち歩くのは苦労しそうです。
小ぶりなちゃぶ台と同じくらいの大きさです。
スペシャルエディションは付属品もスペシャルでした。
PAM00249はシースルーバック仕様となっている為、ムーブメントを視覚で楽しむ事ができます。Cal.OP XはETAムーブメントで懐中時計用のユニタス6497をベースとしています。
振動数はロービート(21600振動)で耐久性があります。パワーリザーブは56時間、フルで巻き上げた状態で丸々2日以上持ちます。
ラジオミール1936 PAM00249はいかがでしたでしょうか?パネライといったらルミノールというイメージも強いかと思いますが、ラジオミールも負けていません。
クラシカルなケースに、ヴィンテージ感あるもあるユニークダイヤル。限定品だけあって、市場での出回りも多くはありません。ケースサイズは47mmと大きいサイズですが、ルミノールより、ケースの厚さは薄い為使いやすいモデルといえます。
リストショット!