タリアの高級時計ブランド"オフィチーネ・パネライ"
1860年創設の『オフィチーネ・パネライ』。 デカ厚時計の代名詞といってもいい有名ブランドです。
そのパネライのフラッグシップモデルとして人気を誇る『ルミノール』シリーズ。
そこで今回は2017年発表の新作、ルミノール パワーリザーブ PAM01090のご紹介をしてまいりたいと思います。
ルミノール パワーリザーブ PAM01090
【商品名】ルミノール パワーリザーブ
【型番】PAM01090
【機械】自動巻き パネライOP XXXII キャリバー
【素材】ステンレススチール
【カラー】黒
【ケースサイズ】44mm
【防水性】300m
【国内定価】928,800円(税込)
【備考】2017年発表モデル
PAM00090の後継機として2017年に誕生したPAM01090。
『ルミノールシリーズ』には、クロノグラフ・サブマーシブル・マリーナ・1950・GMT・ベースなど様々な派生モデルが存在します。
その中でもシンプル且つ、実用性の高さから幅広い人気を誇るのが"パワーリザーブ"です。
旧モデルPAM00090は2001年から2017年まで製造されていた超ロングセラーモデルです。
PAM00088 ⇨ ルミノール GMT
PAM00090 ⇨ ルミノール パワーリザーブ
PAM00104 ⇨ ルミノール マリーナ
このルミノール3兄弟は超定番モデルなので、知っている方もいると思います。
初めてのパネライ購入でよく選ばれるのも上の3モデルですね。
旧モデルのPAM00090からパワーアップした現行モデルがこのPAM01090ですね。
ステンレススチール、44mmケース、300m防水、堅牢性の高いリューズガードなど、仕様はPAM00090を踏襲したモデルといえます。
ムーブメントが変わり、パワーリザーブは50時間に!
旧型と現行の最大の違いはパワーリザーブの時間です。
PAM00090は40時間のパワーリザーブに対し、PAM01090は50時間に延長されました。
PAM00090に搭載されているムーブメントは『バルジュー7750-P1』をベースにした『OP-IX』
対してPAM01090はCOSC認定の優れた精度を誇るムーブメント『OP.XXXII』
ちなみに新型もバルジュー7750がベースとなっており、より実用性を高めたかたちです。
丸2日間パワーリザーブが持続するのはかなり嬉しいですね。
パワーリザーブだけでなく、よく見るとインデックス外周の目盛が少し細くなっているのがわかります。
また、インデックスの12と6の数字は若干太くなったようです。
バックルも仕様変更されました。PAM00090は観音バックルでしたが、PAM01090は尾錠に変更されています。
観音バックルの方が使いやすいと感じるのでこの仕様変更は個人的には少し残念でした。
現在の相場は?
気になるPAM01090の現在の相場は定価928,000円に対し、中古は600,000円〜650,000円程となっています。
旧型PAM00090は500,000円〜550,000円ほどなので、10万円ほどの差があります。新型の発表後、ちょっと上がりましたね。
今回ご紹介したPAM01090はこれからのパネライの新定番モデルになると思いますので、パネライ購入を検討されている方は是非候補に入れてみて下さい。
リストショット