100年以上の歴史を誇る!サントスシリーズ
カルティエの時計の中でも代表的なモデルで歴史も長いサントスシリーズ。
20世紀初頭、懐中時計が一般的だった時代に男性向けの携帯型腕時計として初めて制作されました。
サントスシリーズの特徴でもあるスクエア型のケースは当時から時計ファンを魅了していました。
以降、100年の時を経た現在もデザインの原型を変える事なく世界で愛される続けているモデルです。
2004年!サントスシリーズ100周年を記念し、サントス100が登場
2004年に、サントスシリーズ100周年を記念し、コレクションモデルとしてリリースされたのが今回ご紹介するサントス100です。
サイズ展開はレディース、ボーイズ、メンズ全てあり、好みによってレザーストラップの色も変えられます。男性人気はブラックやブラウンのダーク系のカラーですが、レディースモデルではピンクのレザーストラップがダントツ人気です。
また、ペアウォッチとして楽しめるのも魅力のひとつです。女性でサントス100をつけていたら相当お洒落ですよ。
サントス100 W20071Y1 基本スペックをみてみましょう!
【商品名】サントス ドゥ カルティエ サントス100
【型番】W20071Y1
【機械】自動巻
【素材】イエローゴールド
【カラー】アイボリー
【ケースサイズ】51.1mm ×41.3mm
【防水性】100m
【参考定価】¥2,505,600-
【備考】-
ケース径50mmオーバーのビッグサイズに燦然と輝くイエローゴールドの組み合わせは圧巻です!存在感が凄まじいですね。
ポリッシュ仕上げのベゼル部分にセッティングされたサントスシリーズの特徴でもある『ビス』も力強い印象があります。
がっちりとしたラグも見事。また、厚さも他の時計メーカーを圧倒するほどの厚さでタフな作りとなっています。
ケースの形状に合わせてゆったりとした曲線となっているのも特徴的で、トップクラスの宝飾メーカーならでは『美』も兼ね備えております。
裏蓋にはホールマークと防水性能を表す『100m 330ft』の刻印もされております。定番であるタンクフランセーズは日常防水のモデルがほとんどですが、サントス100は基本スペックとして100m防水を確保しているのでより安心です。
ただ、防水性能100mだからといって水深100mに耐えられるという事ではなのであくまで『多少濡れても大丈夫』くらいの感覚で使用された方がいいですね。
リューズトップには上品なブルースピネルがセッティングされており、良いアクセントとなっています。日本名では尖晶石と呼ばれるブルースピネルはとがった八面体の結晶となっているのが特徴です。サファイアとは違うのでご注意を。
バックルもなんとも・・まぁ・・豪華な作りとなっています。バックルだけでも相当な量の金を使ってますね。両開きの観音バックルとなっている為、重量にも耐えられるつくりとなっています。
ベルトのサイズ調整も工具なしでできるので非常に便利です。通常のサイズのベルトでも最大20cm強まで伸ばせますので、屈強な腕をお持ちの方にもラクラク収まるのではないでしょうか。
サントス100の隠し文字は7時のインデックスにあります!
現存するカルティエの多くのモデルのダイアル上に『隠し文字』といわれるものがあります。『CARTIER』の隠し文字は主にダイアルの7時と10時のローマインデックスの中に隠されています。
モデルによって隠し文字の位置は違いますが、サントス100は7時位置に隠し文字が入っています。10時位置に入っているものを見たことがありません・・・メンズとレディースで位置が違うのか?とも思いましたがそうでもないようです。
規則性はあるのでしょうか。もしあるのであれば教えて頂きたいものです。
試着してみました!
(あぁ・・・だめだ。完全に時計負けしている)
腕回り16.5cmで齢30そこそこの私には荷が重すぎました。この時計をつけるには20年は早かったかもしれません。
革ベルトですが、重量感はすごいです。ケース径の大きさもさる事ながら、厚みをかなり感じました。
華奢な腕の方には使いこなすのは難しい上級者向けのモデルだといえます。
ともあれ、存在感は十分。金無垢モデルでビッグサイズのモデルをお探しの方に是非、おすすめしたいモデルです。