カルティエ
機械式腕時計=スイス
そんな風に思ってらっしゃる方必見!!
実は、世界で初めて男性用腕時計を完成させたのは『カルティエ』とされています。
宝飾品のイメージが強いカルティエですが、腕時計のブランドとしても長い歴史を持っています。
スイスではなく、フランスの『カルティエ』が最初!!
※意外性があり案外話のネタに使えます。
腕時計は生産するブランドのt特長や、生産される国でもが色が変わります。
スイスとは違った進化を遂げるフランスの腕時計
今回は『カルティエ バロンブルー』のお話です。
バロンブルー
2007年に発表された「カルティエ バロンブルー」
バロンブルーはフランス語で「青い風船」という意味で、風船のような丸みを帯びたデザインが特徴のモデルだ。
レディース、メンズ共にラインナップされ、ペアウォチとしても着用できる。
「ペアで着けよう!!」といえばきっと喜んでくれる。
※ケースサイズも豊富な為、好みに応じて選ぶ事が可能。
バロンブルーサイズ展開
【レディース】
28mm
33mm
36mm
※上の画像は28mm
丸みのあるデザインが可愛らしく腕元におさまって見えます。
ラウンド型なのでどんなシーンでも使いやすいデザインです。
【メンズ】
36mm
39mm
42mm
44mm
46mm
※上の画像は42mm
女性が着用すると可愛らしく見える バロンブルーですが、男性が着用するとそれとは違った印象になります。
同じデザインでも印象が違うのは、ケース径、ブレスサイズが大きくなることで、バロンブルーの持っていた、どこかクラシックな雰囲気が強調される為でしょうか。
スーツにも合わせやすく、使い勝手◎
カルティエ バロンブルー W69012Z4
今回手に取ってご紹介するのは、「バロンブルー W69012Z4」メンズサイズ42mmのステンレススチールモデルです。
基本的なスペックは以下
【 W69012Z4スペック】
ケース径:42mm
ムーブメント:自動巻
防水性能:生活防水
デイト機能・サファイアクリスタル風防
定価:¥670,000(税抜)
ディティール
ローマ数字を使ったカルティエらしいディティールで、ベゼルが一体となったラウンドケースが可愛らしくも洗練された印象となっています。
ポリッシュが施され高級感も申し分ない。
ケースサイドを見ても、ラウンドを意識しているのがわかります。
風防・裏蓋ともにドーム型に仕上げられ、細部までバロン(風船)が意識されているのは、流石カルティエ。
ドーム型の裏蓋も腕によく馴染みます。
※風防はサファイアクリスタル
文字盤
文字盤は緻密なギョーシェ彫が美しい
見る角度によって表情を変え、時刻の確認が楽しくなる。
リューズに埋め込まれているのはカボションカットされた『サファイア』
針はブルースチールが使用されている。
モノトーンな文字盤の中の青が一際存在感を放っている。
均一に青焼きされたブルースチールが美しい。
針にもこだわるカルティエのこだわりが現れている部分です。
因みに、偽物はこのブルースチール針が、塗装された青針になっている事が多いです。
※塗装針の方がコスト的に安く簡単な為でしょうか。
文字盤のⅦの「Ⅴ」部分には、CARTIERのブランドロゴが入る
ブレスレット
H型と□型の駒を組み合わせたブレスレットとなっています。
適度な重量感のブレスレットでしっかり作られています。
バックルはプッシュ式の観音開きとんまっており、使い勝手も◎
裏蓋はピンで留まっています。
このピンは使用により緩み、抜けてしまう時があります。
※日々のケアの際に抜けがないか確認しておきたい部分です。
総評
見る角度によって表情を変える カルティエ バロンブルー
シンプルなデザインながらも細部までこだわられ、高級感という点で申し分のない仕上がりです。
オン・オフ使える汎用性を備え、腕時計を身につける喜びを感じさせてくれます。
ベゼルとケースが一体型となっている為、ケースに傷が入りやすいのが難点でしょうか。
ラウンド型ということもあり、線キズが入る時はどこまでも入るイメージがあります。
鏡面仕上げの高級感を見いだす方は少し注意がいるかもしれません。
キズの感じ方は、個々人の考え方で、OHの際に深くない傷は研磨で綺麗にできますが、個人的には、クラシックな雰囲気を感じるバロンブルーは「傷」が似合う腕時計だと思っています。
上のバロンブルーの画像
よく使い込まれて格好良くないですか?
♯カルティエの話