IWC インターナショナルウォッチカンパニー インヂュニア IW323902
ご紹介する時計は、『IWC インターナショナルウォッチカンパニー インヂュニア IW323902』です。
1955年の誕生以来、現在でも人気があるモデルです。
デザインは、オーデマピゲのロイヤルオークや、パテック・フィリップのノーチラスをデザインした
ことでも有名な、ジェラルド・ジェンダが手掛けました。
左がパテック・フィリップのノーチラスで、右がオーデマピゲのロイヤルオークです。
同じデザイナーが手掛けただけあって似ていますね。
インヂュニアは、ロイヤルオークのケースに、ノーチラスのブレスを合わせたようなデザインです。
スペックの紹介。
型番 IW323902
ステンレス製
ケース径 40mm
ケース厚 10mm
重さ 約170g
120m防水性能
自動巻き
振動数 28,800
参考定価 685,800円
IWC インヂュニア IW323902を細かく見ていきます
文字盤は定番の黒色。
バーインデックスの3針で日付表示機能だけを搭載したシンプルデザインです。
ベゼルに空いた5つの穴が特徴的です。
ジェラルド・ジェンダはシンプルな3針時計が好きみたいですね。
裏蓋には、ブランドとモデル名と、製造番号が刻印されています。
比較的平らな作りなので、着用時の不快感はほとんどありません。
周りにある楕円型の溝はなんの為にあるのでしょうか?
裏蓋を開ける時に引っ掛ける為のものですかね。
ケースはゴツゴツとした見た目と違って以外に薄く、10mmしかありません。
この角度からもしっかりと文字盤が確認できて、視認性も抜群です。
ブレスの中央の駒が異常にデカいですね。
なぜこのようなデザインにしたのでしょうか。
中央の駒も、他の駒と同じ大きさに揃えた方がキレイな見た目になっていいと思います。
ケースサイドは、こちらも面はサテン仕上げになってます。
リューズガードも巨大で頑丈そうです。これならリューズも安全です。
こちらのケースサイド面は、サテン仕上げと、鏡面仕上げが組み合わさっています。
この部分はキズ付きやすいので、全部サテン仕上げでいいと思います。

IWC インヂュニアのブレス

パテック・フィリップ ノーチラスのブレス
ブレスはパテック・フィリップ ノーチラスのブレスのデザインに似ています。
ノーチラスと違って、全てサテン仕上げなのでキズが目立ちにくいので良いと思います。
まぁ作りは普通で、着け心地も普通です。
バックルは片開きタイプです。
左右に見えるプッシュボタンを押せば、簡単に着脱可能です。
クラスプはなんか残念な感じがします。
独特な形状ですが、IWCのロゴや文字などは一切彫られていなく地味です。
もう少し工夫して欲しいです。
付属品
IWCの箱はシンプルで、黒と白のモノクロカラーで統一されています。
箱もシンプルで控えめな印象です。
箱自体は持った感じ、結構軽くてちゃっちい感じがします。
取扱い説明書とギャランティーカードです。
真っ白なので汚れが目立ちやすいです。
ギャランティーカードの裏面です。
販売店のシールが汚く貼られています。
せっかく正規店で購入したのに、こんなに汚くされるのは気分が悪いです。
店員もこうゆう細かい所への気遣いが出来ないなんて、ダメですね。
実際着けてみました
時計全体の見た目は、ジェラルド・ジェンダがデザインしただけあって完成度が高いです。
昔からあって、これからも長く使えるデザインなのは間違いないです。
ムーブメントの精度も、平均日差も-7秒前後で比較的優秀です。
着けた感じは、重いです。やはり重さが170gもあると結構ずっしりとします。
軽い時計が好きな人はちょっと着けているのはしんどいかもしれません。
でもカーボンやセラミック製のモデルもあるので、そちらをおススメします。
時計好きな人はIWCを知っていますが、時計に興味がない人から見ると、
ただの地味な時計としか見えません。
質感も分かりやすい高級感がないので、
他人に気が付いてもらえなくて良いと思っている人なら購入してもいいかと思います。
新品なら55万円~、中古品なら40万円~購入可能です。