Royal Oak Ref. 15450SR.OO.1256SR.01 37mm
今回は世界三大時計に数えられるオーデマ ピゲの代表モデル"ロイヤルオーク"から37mmのユニセックスサイズ Ref.15450SRをレビューしてまいりたいと思います。
1972年に誕生したオーデマ ピゲ の" Royal Oak "。すでにご存知の方も多いと思いますが、デザインを手がけたのは有名な時計デザイナーあるジェラルド・ジェンタ氏です。
オクタゴン(8角形)のベゼルに、裏蓋まで貫通する8つのビスが打ち込まれるという革新的なデザインが特徴的ですね。
基本スペック
【商品名】ロイヤルオーク
【型番】15450SR.OO.1256SR.01
【機械】自動巻 Cal.3120
【素材】ピンクゴールド×ステンレス
【カラー】シルバー
【ケースサイズ】37mm
【防水性】5気圧
【国内定価】2,750,000円(税込)
【備考】-
1972年の発表以降、様々なマイナーチェンジを果たし、現在では多数のバリエーションが展開されているロイヤルオークですが、中でも小ぶりユニセックス(37mm)は一般的な日本人男性の腕にフィットしやすく、人気があります。
そしてロイヤルオークといえばこのタペストリーダイアルが最大の特徴のひとつですね。
『プチ・タペストリー』『グランド・タペストリー』『メガ・タペストリー』とモデルによって大きさの異なるタペストリーダイアルが存在するロイヤルオークですが、15450SRも文字盤は中間サイズの『グランド・タペストリー』となっております。
針やインデックスはピンクゴールドが採用されており、シルバーダイアルとの相性も良好です。
エッジの効いたブレスレットも見事ですね。コマも1つずつ丁寧に仕上げられており、完成度が高いです。
コマの幅も細かく、繋ぎ目のつくりも繊細なので、腕に吸い付くような装着感も特徴の1つです。
腕周りの調整は約13.5cm〜約17cmまで可能となっているので、男性はもちろんの事、女性も快適につけられるサイズ感となっています。
ただ、フルコマの状態でも約17cmが最大の長さとなっているので、腕周りのボリュームがある方からしたら物足りないサイズかもしれません。
搭載キャリバーは39mmケースの Ref.15300や41mmケースの Ref.15400と同じCal.3120が搭載されています。
2003年に自社開発された自動巻3針ムーブメントで、パワーリザーブは約60時間となっております。
裏蓋はシースルーバックとなっており、美しくエングレーブが施された、22金の回転ローターを楽しむ事ができます。
ローターの仕上げも他メーカーのそれとはらまったく違う細かいつくりとなっており、こだわりの強い仕上げとなっています。
コンビネーションモデルも上品で非常にかっこいいですね。バックルの仕上げなど細部まで完成度が高いロイヤルオーク。一切手を抜きませんね。
ケースフォルムの美しさも圧巻です。8角ベゼルの表面のサテン仕上げとポリッシュ仕上げがバランス良く組み合わさっており、18金製のビスも全て向きが揃っています。
ケースの厚さは9.8mmで、41mmケースの Ref.15400と同じ厚さがあるので、ケースサイズからするとやや肉厚のケースとなっています。
シンプルさの中にも華やかさと高級感がしっかりと伝わってくるラグジュアリースポーツモデルの頂点ともいえる"ロイヤルオーク"。やはり間違いなくカッコいいですね。
歴代のロイヤルオークをみても、極端に数が少ない『コンビモデル』。他者と被る事も少ないという点でも魅力的です。
ロイヤルオーク購入を検討されている方は是非、『コンビモデル』にも目を向けてみてください。
リストショット