2022/03/25 Jenny
2022年はロイヤルオーク誕生50周年ということもあり、数多くの新作がオーデマピゲから発表されたのは記憶に新しくありませんね。
なかでも1番の目玉といっても過言ではないロイヤルオークエクストラシンについて今回は振り返っていきたいと思います。
まず簡単にエクストラシンについてですが、
1972年に発表されたRef.5402STがファーストモデル、それからRef.14802(通称ジュビリー)→Ref.15002(Ref.5402の復刻モデル)
そして2000年にRef.15202 通称ジャンボが発表されました。そして2012年にロイヤルオーク誕生40周年記念に発表された、お馴染みRef.15202 エクストラシンの登場です。
長く歴史のあるモデルですね、且つスペシャルモデルのため当然玉数も少ないです。
公式から今回発表したRef.16202は、Ref.5402STのトリビュート=贈り物と記しています。
そのため、名称もRef.15202 エクストラシンからRef.16202 エクストラシン"ジャンボ"へと変わりました。(Ref.5402STの名称と同様)
ファーストモデルに忠実ですね。
元々、ジャンボという名称は初代ロイヤルオークのニックネームのようなものです。
現在で考えると39mmのどこがジャンボなんだ?と思われるかもしれませんが、1972年当時では36mmや34mmなどのケース径が主流の時代。
その時代に39mmという大きさはまさにジャンボなのです。
さて、新作エクストラシンの詳しいスペックをおさらいしましょう!
via:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html
・Ref. 16202ST.OO.1240ST.01
・自動巻 Cal.7121
・素材:ステンレススチール
・文字盤:ナイトブルー文字盤
・ケースサイズ:39mm
・防水:50m
・厚さ:8mm
・パワーリザーブ:55時間
・国内定価:¥3,850,000円
見た目は前モデルとほとんど変更はありませんが、
特記すべき点は、永らく搭載されていたCal.2121に変わり自社開発ムーブメントCal.7121が搭載されたことです。このことから、パワーリザーブが40時間から50時間へと延長され、厚さも8.1mmから8mmへと0.1mm薄くなりました。
より薄くなり且つ機能性もアップし、さすが雲上ブランドといったところでしょうか。
そして、なんといってもシースルーバックから見えるこの特別仕様のキャリバー。
ロジウムカラーのピンクゴールド50周年記念ローターを搭載。まさに50周年記念特別モデル!!と言わんばかりの仕様で非常にかっこいいポイントです。
ステンレススチールの他に、ピンクゴールド、イエローゴールド、プラチナの展開も発表されました。(ダブルバランスホイールもあります)
なかでも個人的に注目しているのはこのイエローゴールドモデル。
Ref.16202BA.OO.1240BA.01
文字盤のスモークカラーが特徴的で、海外の方に好まれそうなデザインで非常にかっこいいです。
二次流通に出てくるのはもう少し先だと思われますが相場はいくらくらいからスタートになるかはもはや未知ですね。
色々注目すべき点があり楽しみなモデルなことには間違いありません。
実機を早くみてみたいものです。
それではまた!