2022/03/08 聖徳太子
オーデマピゲ ロイヤルオーク オフショアクロノグラフ は革新的なデザインで時計界にインパクトを与えました。
今回 ロイヤルオーク オフショアシリーズ を代表する オフショア クロノグラフ についてご紹介いたします。
オフショアクロノグラフは1992年の20年後誕生しました。
デザイナーはエマニュエルギュエ。彼はのちにロレックスのチェリー二などもデザインする名デザイナーです。
オフショアはロイヤルオークをベースに迫力のあるデザインを追加しました。
オフショアは大型ケース、大きなプッシュボタンとプッシュガードを備え、ロイヤル オークのデザインコードをよりスポーツウォッチに寄せたデザインとなっております。
当時はオフショアクロノグラフの迫力あるデザインには賛否両論ありましたが、現在ではこのデザインが受け入れられ、オーデマピゲの人気シリーズの一つとなっております。
オフショアクロノグラフはインダイヤルの配置が2種類あり、横目と縦目でムーブメントが異なります。
横目のインダイヤルはロイヤルオーククロノグラフに搭載されているムーブメント。クロノグラフを備えながら厚みを抑えたところが魅力的なポイントです。
縦目のインダイヤルのムーブメントはロイヤルオークの基本ムーブメントにクロノグラフモジュールを追加したものになります。
縦目のインダイヤルの時計には3時位置にデイトが配置されています。
モジュール式クロノグラフということで基本機構部の外に別の機構を置く2階建式となっております。
一階部分を基本機構部2階部分にクロノグラフムーブメントを配置されております。
シースルーバックからムーブメントを覗くと縦目のオフショアクロノグラフとロイヤルオークは同じムーブメントが見えるようになっております。
縦目のオフショアクロノグラフのデイトは1階部分のムーブメントのデイト機能となっているため、文字盤からは奥にデイトが見えるということになり、デイトの視認性を上げるために拡大鏡がつけられているという理由があります。
文字盤のインデックス表示もアラビアインデックスのものとバーインデックスのものがあります。
このインデックスの選び方によっても印象が全くして変わりますね。
アラビアインデックスはよりスポーツテイストが強まります。
フォントも力強い書体で、スポーツウォッチらしい武骨な印象を持ちます。
バーインデックスはロイヤルオーク元来の仕様を踏襲したものといえます。
アラビアインデックスに比べるとタペストリーのギョシェ彫の面積も広く、比較的着用シーンが広がりそうですね。
2021年43ミリケース径と42ミリケース径の時計が新たに発表されました。
これまでの展開は44ミリケースがベースとなっておりましたが、サイズダウンした展開となりました。スクエアプッシャーが目を引きメガタペストリーの彫もシャープになりました。
42ミリケースのもののリニューアルは原点回帰がコンセプトです。ファーストモデルを模したプチタペストリー文字盤。
リューズとプッシャーは原点当時のラバーコーティングとなりました。
ムーブメントはモジュール式でしたが、今作から43ミリムーブメント4401を模した4404が採用されました。
まとめ
オフショアクロノグラフはオフショアダイバーと比べると歴史が長くかつ今もなお進化しているモデルです。
精悍なクロノグラフウォッチをお探しの方検討してみてはいかがでしょうか。
ではまた!