2022/04/1 Jenny
前回は目玉モデル、エクストラシンについて振り返りましたが今回は、ロイヤルオーククロノグラフについて振り返ります!
そもそも、2021年にロイヤルオーククロノグラフが発表され、デザインやキャリバーの変更されました。発表されてからまだ日が浅いにも関わらず、50周年記念の節目として2022年に新作発表されたロイヤルオーククロノグラフについてご紹介したいと思います!
まず、特記すべき点は搭載されている自社開発ムーブメント『キャリバー4401』です。
ちなみに、38mmケースのRef.26715はCal.2385が搭載されており今までのロイヤルオークはCal2385を41mm、38mmともに搭載しておりましたが今回の新作で別々のキャリバー搭載へと変わりました。
こちらは、フライバック機能付きのキャリバーで、元々は2019年に誕生した『CODE 11.59バイオーデマピゲ』に搭載されました。
ロイヤルオークに搭載されたのは2021年新作のクロノグラフが初となります。まだまだ新しいのです。
フライバック機能とは、リセットと再スタートを瞬時に行う機構のことです。そのため何度も連続的に計測を行うことができます。
フライバック機能のないクロノグラフを操作するときは、スタートボタン→ストップ(スタートボタンと同じボタン)→リセットボタンで操作します。
ちなみにスタートを押したら必ずストップしてからリセットボタンを押さないと故障の原因になるので注意が必要です。
フライバック機能付きのクロノグラフの操作は、
スタートボタン→リセットボタンを押すことによって全ての計測針がリセットされ再計測できるのです。
そのため、2つの経過タイムを同時に測定したり、中間タイムの読み取りができます。
非常に便利で使いやすいですよね。
さて本体の詳細に移りましょう!
スペック
■Ref. 26240
■自動巻 Cal.4401
■素材:ステンレススチール
■文字盤:グリーン/ブラック/ブルー/シルバー
■ケースサイズ:41mm
■防水:50m
■パワーリザーブ:70時間
■定価:3,905,000円
ステンレスモデルは4色展開です。
他にもフロステッドモデル、無垢モデル、ベゼルダイヤなどが発表されました。
なかでも個人的に好きなのは、ステンレスモデルのグリーン文字盤(Ref.26420ST.OO.1320ST.04)
最近はこぞってどこのブランドもグリーン文字盤を発売しています。まさに時計業界の流行色であり人気色です!なんといっても中国で非常に人気カラーのため、ロレックスの116610LVや、116508グリーンダイヤルが人気なのはそれも関連しています。
なかでもこのグリーン文字盤はカーキグリーンダイヤルと記されており、深みのあるグリーンダイヤルが素敵なデザインです。海外相場では4500万〜3500万円オーバーで出品されていました。
ピンクゴールド×革ベルトモデルのロイヤルオーククロノグラフより高値で出品されており、グリーン文字盤の人気が伺えますね。国内のデリバリーも徐々に始まっているみたいです。
いかがでしたでしょうか?
定価で購入できる方はごく僅か、実機を見れる日がくるのかは謎ですが気になるモデルの1つです。
それでは失礼致します。