フランスの名門"CARTIER"
世界的にも有名な宝石商であるフランスの名門"カルティエ"は腕時計の分野においても魅力的なモデルが多数リリースされています。
1847年に宝石商として創業したカルティエですが、1888年に初めてジュエリーウォッチが誕生し、以降腕時計分野でも確かな地位を確立しました。
今回はカルティエのメンズコレクションであるカリブルシリーズから2010年発表の"カリブル ドゥ カルティエ W7100016"をご紹介したいと思います。
2010年発表 カリブル ドゥ カルティエ W7100016
【商品名】カリブル ドゥ カルティエ
【型番】W7100016
【機械】自動巻 1904MC
【素材】ステンレス
【カラー】ブラック
【ケースサイズ】42mm
【防水性】日常生活防水
【定価】861,300円
【備考】-
自社開発ムーブメント "1904MC"
2010年に誕生した自社開発自動巻ムーブメント 1904MC。1904MCのルーツとなっているムーブメントは2006年に誕生したジャガールクルトが設計した薄型ムーブメント8000MCでした。
8000系のムーブメントが登場するまでは主にエタムーブメントが採用されていましたが、2006年発表の8000MCでは"開発""組み立て"を担い、2010年発表の1904MCでは"開発""組み立て"に加え、設計や部品製造まで自社で行うようになりました。
ケースバックはシースルー仕様となっており、パワーリザーブは約48時間です。
カリブルシリーズは派生モデルも多く、2010年に初めて登場した3針のカリブル ドゥ カルティエに続き、2013年にはクロノグラフ が登場、さらにその翌年にはダイバーズモデルも発表されており、メンズモデルの王道といえるモデルとなっています。
デザイン性の高い"カルティエ"の時計
カリブルの魅力は男らしいフォルムに加え、宝石商ならではの繊細なデザインにあります。
リューズの先端には天然石であるブルースピネルで装飾されています。程よいアクセントとなっており上品でオシャレですね。
ローマインデックスもカリブルの特徴ですね。スポーティーさに加え、繊細さも備わったデザインは魅力的ですね。
秒・分の目盛りはレイルウェイになっており、ローマインデックスとの相性も良くラグジュアリー感のあるデザインとなっています。
6時位置に配置されたスモールセコンド(秒針)は視認性も良く、バランスも取れていますね。
3時位置にある、デイト表記は前後の日付も表示する大型のデイト表示となっています。『この機能要る?』と思うかもしれませんが、デザイン的にバランスが取れているのでいいのではないでしょうか。
文字盤の10時部分(X)には"CARTIER"の隠し文字が施されています。カリブルシリーズやタンクシリーズなどのモデルにも入っている隠し文字は遊び心もあって良いですね。
アラビアインデックスのモデルに入っている隠し文字は10時位置もしくは7時位置に施されています。カルティエの時計をお持ち方は是非探してみてください。
42mmケースとあって、かなり力強いデザインとなっていますね。厚さもあり存在感が際立ちます。
ラグも分厚い作りとなっていますが、腕の形に合わせた大きい曲線のラグとなっているので、フィット感は申し分なしです。
2015年には38mmのミディアムケースのカリブルが登場しましたが、やっぱり着けるなら42mmをおすすめしたいですね。
定価は861,300円とかなり高額ですが、中古で探せば40万円代で購入可能です。アンダー50万円で購入できる時計にしては完成度の高いモデルといえるのでおすすめです。
カリブルシリーズをはじめ、カルティエの時計は"女性ウケ"も良いようです。パテック、ヴァシュロン、オーデマピゲを知らない女性はいても『カルティエ』を知らない年頃の女性は少ないですからね。
リストショット
カリブルをトケマーで探す