こんにちは。
今日はIWCの中でも、特に時計好きの方に人気のあるインヂュニアをレビューしたいと思います。
耐磁構造を持ったインヂュニアは、1940年代の経済成長が著しい時代に誕生しました。
この時代には多くの電化製品も製造されたので、それに伴い腕時計の磁気帯による不具合が頻発します。
その中でも「エンジニア」は磁気力の高い場所での作業が多い職業です。
こういった特殊環境で働く人にも安心して腕時計を使えるようにと誕生したのがインヂュニアです。
インヂュニアのネーミングも「エンジニア」から由来しています。
ただ、今回レビューするインヂュニアは今までのモデルと比べると耐磁性は下がっています。
日常生活で問題がない程度の耐磁は備えていますが、高い耐磁は備えていません。
クロノグラフモデル等のスポーティーなモデルが増えたことにより、耐磁専用の特殊モデルという印象は薄れました。
より多くの人に好まれるようにコンセプトを変更しつつあるのかもしれません。
※現行にも耐磁が高いモデルも存在します。
防水 120M
サイズ 40mm
素材 ステンレススチール
今回レビューするインヂュニアは2017年に、惜しまれつつもディスコンとなったモデル。
サイズ40mmのすっきりしたフォルムです。
文字盤や針にいくつか種類がありますが、今回は白文字盤にピンクゴールド針の人気タイプとなります。
40mmなので腕に乗せたときも非常に収まりがいいです。
黒文字盤よりも爽やかな印象です。
サイズ調整はプッシュピンタイプ。
慣れてしまえば非常に簡単です。
最近のIWCのモデルでは、プッシュピンは複雑になっているモデルもあるので非常にこのタイプはコマ調整がしやすいです。
2017年8現在、中古市場での相場は40万円前後で落ち着いています。
30万円台後半で付属品が揃っている個体を見つけたら比較的安いかもしれません。
トケマーにもいくつか良品が出品されていたので、記事の最後にご紹介したいと思います。
最近のIWCは比較的モデルチェンジのサイクルが早いです。
10年以上同じモデルを作り続けるなんてことはほぼありません。
現行だと思っていたモデルがいつの間にか旧型になっていたりします。
その分豊富にラインナップもあるのでIWC購入時にはお気に入りの一本がきっと見つかるはずです。
それではまた、次回の記事で!
トケマーでは一般の方も出品できるようになりました。
手数料も現在はほとんどかかりません。
時計などの高額商品は他のフリマアプリでは真贋の問題もあり中々売れにくいです。
トケマーでは大黒屋が鑑定してからの受け渡しとなりますので、出品者も購入者も非常に安心ですね。
出品者側の指値で値段も出せるのも大きなメリットです。
自宅に眠っている時計があれば是非、出品してみてはいかがでしょうか?