玄人が愛してやまない時計メーカー『IWC』
1886年にスイスで創業した歴史ある老舗高級時計メーカーでIWC(インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)。
丁寧な作りとデザインでファンを多く抱える時計メーカです。現在は6つの時計コレクションを軸に展開しており、高級時計といわれるブランドの中ではコストパフォーマンスも非常に高いです。
クラシカルなモデルも多く、ビジネスシーンで使う方も非常に多いです。特に、パイロットウォッチ、ポルトギーゼの2モデルはIWCの中でも2トップといえるくらいの人気ぶりです。
そこで今回は2016年にニューモデルとして生まれ変わった新型パイロットウォッチ・クロノグラフIW377710を手に取る機会がありましたので、細かく見ていきたいと思います。
パイロットウォッチ IW377710 基本スペック
【商品名】パイロットウォッチクロノ
【型番】IW377710
【機械】自動巻
【素材】ステンレス
【カラー】黒文字盤
【ケースサイズ】43mm
【防水性】6気圧防水
【国内定価】718,200円
【備考】2016年発表モデル
2016年発表モデルの新しいパイロットウォッチクロノはケースサイズ43mm・ケースの厚さは15mmと存在感抜群のモデルです。
リューズボタンも大きく操作性に優れた作りとなっていますね。
手にも持ってみるとずっしりと重量が伝わります。重さもステンレスとは思えないくらいの重さがあり199.7gでほとんど200gです。パイロットウォッチに相応しいタフな時計です。
ちなみに、ロレックスのサブマリーナデイト116610LNは約160g、デイトナの金無垢116508は約205gですので、ほぼ金無垢のロレックスと同じ重さです。それだけずっしりとした重量感があります。
細部を見ていきましょう!
リューズには『Probus Scafusia』と刻印されています。
読み方は『プローブス・スカフージア』といい、1930年に品質保証・クオリティの高さを証明するものでシャフハウゼンの優秀なクラフツマンシップを表す刻印です。
文字盤12時位置のインデックスはパイロットウォッチ特有の三角インデックスの横にドットが2つあるタイプです。
あまり目立たない部分ですが、程よいアクセントとなっており、個人的には好きなポイントです。時分針は太めのアルファ針を採用しており、視認性抜群です。
また、文字盤外周にある秒針の目盛も太めの白でインデックスも白のアラビア数字、針も全て白を採用しており、パイロットウォッチとして重要な視認性はばっちり確保できています。
ブレスレットは装着感を追及し、5連ブレスレットを採用しており、重さに反して腕にはよく馴染む仕様となっています。
重量感のある時計はどうしても腕にストレスがかかってしまいやすいですが、5連ブレスレットにすることでその不安は軽減されます。
バックルの開閉は両サイドのプッシュボタンで行います。さらにコマを外さずにサイズを微調整することも可能です。
画像の中心にある、ポリッシュ仕上げになっているIWCのロゴマークをプッシュしてずらす事で微調整が可能となっています。
バックルの内側はこんな感じになっています。約1cmほどの微調整が可能です。工具なしでサイズが変えられるのはユーザーとしては有難い点ですね。工具使ってコマを外すのも意外と手間がかかりますからね・・・
デイト表記が『3日表示』から『1日表記』に変わりました!!
前モデルからの大きな変更点を挙げるとすると、日付表示でしょうか?前モデルでは日付表示に3日間表示を採用していましたが、新型が原点回帰し1日表示タイプに変更となっています。
パイロットウォッチといえば3日間表示が多かったのでまだ見慣れませんが、文字盤がスッキリしていて私は好きですね。
3日表示から1日表示に変えた事でスペースができ、曜日・日付窓の上に『IWC』のブランドマークが入りました。バランスが取れていてカッコいいです!
クロノグラフモデルは3針に比べて視認性の面でやや劣り、価格も3針と比べて高いので今まで積極的に欲しいとは思っていませんでしたが、このパイロットウォッチなら「あり」だと思いました。
インデックスも大きめで針も見やすいので視認性の面では問題ないですし、コスパも良好。
さらに、人気モデルゆえリセールバリューも良さそうです。
今年のボーナスの使い道が決まっていない方!50万円前後で買える時計で是非ともおすすめしたい1本です。
リストショット!
IWCをトケマーで探してみましょう!
今回ご紹介したモデルがトケマーにも出品されていますね!発表されて間もないモデルでも出品されていることが多いのでこまめにチェックしてみてください。
定価よりかなり安く出品されていることもあるのでお得です。
既に廃盤となっている、三針タイプのパイロットウォッチも出品されています。
クロノグラフは必要ないと感じている方は三針をおすすめします。
値段もクロノグラフモデルよりお手頃ですので良いと思います。旧型は日付表示が前後も表示されており、計3つの日付表示が確認できる仕様となっております。
IWCのスポーツモデルに位置するインヂュニアも出品されています。少し珍しいブラックセラミック素材となっており、非常にタフな印象となっていますね!
ケースサイズは46mmと迫力十分!内蔵されるムーブメントは『衝撃に強い』自社キャリバーCAL.80110が搭載されており。見た目だけでなく、機能性も兼ね備えた逸品です!
IWCの中でも根強い人気を誇るポルトギーゼも販売されていますね!ドレスウォッチにカテゴリーされ、トレンドをしっかりとおさえた間違いないモデルです。
上品さもあり、使いまわしも利く便利な一本です。今年の商品、詳細ページを見てみると保証書の日付が2017年5月とのこと!すぐに売れ切れてしまいそうですね・・・