スイスの名門時計ブランド"IWC(インターナショナル ウォッチ カンパニー)
スイスのシャウハウゼンで1868年に創業した老舗ブランド"IWC"。
マニュアルチュールメーカーとしても世に広く知られており国内外で高い人気を誇るブランドです。
創業から現在に至るまで変わることなく受け継がれてきた伝統のコレクション、またその過程で生まれてきた新しいコレクションの数々は多くの時計ファンを魅了しています。
そこで今回は定番の人気モデル"パイロットウォッチ"からマーク18 プティ・フランス IW327014をご紹介してまいりたいと思います。
パイロットウォッチ 『マークシリーズ』

マーク11
1948年に英国空軍のためにシャフハウゼンで製造されたナビゲーション・ウォッチ"マーク11"。初期のモデルですね。
その後1993年に民間向けのモデルとして発表されたのが『マーク12』。1999年の『マーク15』。2006年の『マーク16』、2012年の『マーク17』、2016年の『マーク18』と続いております。
オリジナルを踏襲しつつ、時代に合わせたデザインチェンジを果たしてきたモデルです。
マークシリーズは視認性の高さや耐磁性能の高さが特徴として挙げられます。パイロットウォッチに必要な基本スペックが備わっている満足感の高いモデルです。
それでは早速"IW327014"をみてまいりましょう!
パカっと開くとマーク18登場。ブルーダイアルのプティ・フランス IW327014、カッコいいですね。
基本スペック
【商品名】パイロットウォッチ プティ・フランス マーク18
【型番】IW327014
【機械】自動巻 Cal.30110
【素材】ステンレス
【カラー】ブルー
【ケースサイズ】40mm
【防水性】6気圧防水
【国内定価】642,600円
2016年に発表された『マーク18』。前作の『マーク17(41mm)』から1mmサイズダウンし、40mmとなっています。大きすぎず、小さすぎず。絶妙ですね。
防水は6気圧"日常生活用強化防水時計"となっております。素潜りはできませんが、多少水がかかるくらいなら耐えられる防水性能となっております。
さらにこちら、ケース内部に軟鉄性耐磁ケースが入っており、磁気にも強い仕様となっています。機械式時計の天敵ともいえる"磁気"に対しても強いなんて心強いですね。
ブレスレット、バックルはご覧の通り。バックルの開閉は両サイドプッシュ式となっております。このバックル、ちょっとした仕掛けもあるんです。ポリッシュ仕上げとなっている『IWC』も刻印されている部分、ここを押すと・・・
押しながらスライドさせると約5mmほどのサイズ調整ができるようになっています。ロレックスでいう"イージーリンク"のようなものですね。工具なしで調整がてきるのは意外に便利なものてす。
ブレスレットは華やかな5連ブレスとなっており、スポーツモデルながらドレスウォッチよ要素も兼ね備えた魅力的な作りとなっています。
駒をよく見てみると、サテン仕上げとポリッシュ仕上げが交互になっており、これまたハイセンスな作りになっています。
また、ブレスレットは取り外しも可能なので革ベルトに付け替えて使っている方も多いですね。楽しみ方も人それぞれです。
サテン仕上げのラグは細めでスマートな印象を受けますね。主役である文字盤の良さが最大限に引き出されています。
上品なサンレイ仕上げのブルー。光の当たり方で様々な表情を見せてくれます。トレンドカラーのブルーはやっぱりカッコいいですね。視認性の高いアラビアインデックスも見事です。
また、裏蓋にはサンテグジュペリの代表作の『星の王子さま』のエングレービングが施されています。
アップで見てみましょう。長いマントを羽織り剣を片手にポーズをとっています。
リストショット
シャツの袖口にも収まる40mmケースは着け心地が絶妙です。加えて文字盤のブルーもセンスが良くスーツはもちろんのこと、プライベートシーンでも気兼ねなく使える一本となっています。
現在の並行中古相場は50万円前後となっており、手の届きやすい価格帯というところも魅力的です。
おさえておいて損はない一本なのではないでしょうか?