では、あらためてIWC マーク15をじっくり見てみましょう。
いやぁ格好良い。ホレボレしますね。
バトンとペンシルの組み合わせがなんともクールです。
太さが異なるため、見間違うことなく ひと目で時間を確認できます。
スピットファイアは好みが分かれますが、わたしは確実にノーマルをおすすめしたい。
その後もリーフ針を視認性の為なのか使い続けますが、こちらに戻してほしいなぁ・・・
この12時位置の大三角形がそそり立つ御山の如く力強い印象です。
アラビア・インデックスのバランスもパテックフィリップのアクアノートの様に美しく
視認性こそが本分と言わんばかりに「学校の時計」「駅の時計」の様にシンプルで機能的。
どうですか?
無駄をそぎ落とした、素のイケメン・フェイス。
エクスプローラーⅠと比べなくても充分格好良いのでメジャーなモデルになったに違いないです。
防水性を表す「お魚」リューズ。
マーク15は60m防水です。
パイロットウォッチですので必要充分でしょう。
軟鉄インナーケースで耐磁性能を持ちます。
コックピット内での磁気帯び故障を防ぐためですが、パソコンなどを扱うデスクワークにも必要な機能です。
Dバックルが頑強なプレートです。
ラグ幅19mmでDバックルの幅は15mmです。
社外でオシャレなベルトを付けたい場合は、サイズを間違わないようにしましょう。
IW325301はたくさん売れたに違いありませんが、最近では中古品をあまり見かけなくなりましたね。
2006年にはマーク16へと切り替わり、マーク17、マーク18へと引き継がれています。
さすがに10年も前のモデルですと状態の良い中古も出てくる可能性が低くなります。
出会いがあればゲットしておくことをオススメします!
このマーク15は絶妙なサイズ感、非常に軽くシンプルで壊れにくい、デイト表示もあって仕事でも使えるなど「良い点」ばかりが目立つんです。
パイロットウォッチのフリーガー・シリーズは人気ですが年々サイズが大きくなっていました。
マーク12は36mm、マーク15は38mm、マーク16は39mm、マーク17は41mm・・・
しかし、今年から巨大化の流れが変更になりマーク18は40mmと36mmの2サイズ展開に。
36mmは確実にマーク12を意識しているのでしょう。
クラシカルな印象をサイズと共に取り戻そうとしています。
レディースもターゲットに入れながら、大き過ぎないサイズ感をいち早く取り入れました。
それでもマーク15も38mmが最強だと思います。