パネライ ラジオミール。
ラジオミールは1916年にオフィチーネ・パネライがイタリア海軍の要望に応えるために開発したモデルです。
ラジオミールというモデル名は、1916年3月23日にフランスの特許補足文書に記載されているとのことです。
それから1936年にはラジオミールの試作品は完成し、イタリア海軍の第一潜水特殊部隊の工作員の為に作られました。
その時の試作品は47mmの大型クッションケースにワイヤーループ式のアタッチメントなど、今のラジオミールにつながるモデルとなっていたみたいです。
1938年からは試作品ではなく、本格的な実機の作製に取り掛かり、現在にも至るサンドイッチ文字盤も作られるなど、様々な試作がされました。
1993年にパネライはやっと民間向けにコレクションを発表しました。
最初は『ルミノール』『ルミノールマリーナ』『マーレノストゥルム』の3モデル。
そこからなんやかんやでラジオミールコレクションもラインに加わったみたいです。
ラジオミール PAM00103 スペシャルエディション。
たまたま持ち歩いていたのを写真とらせてもらったので、パネライの簡易ケースからスタートです。
こういった簡易ケースはちょっと持ち運びたいときに本当に便利ですよね。
衝撃に強そうな感じなので安心感があります。磁気には弱そうですが。(笑)
ファスナーを開けたら早速お出まし!
PAM00103ですね!
イエローゴールドケースにブラウンのレザーストラップが似合いますねー。
何かと比べなくても、パネライのコレクションの中でも小ぶりなのが分かりますね。
パネライの伝統、クッションケースがいい味出してます。
ケースに対して結構広めの文字盤は視認性も抜群となってますね。
インデックスデザインは3・6・9・12がアラビア数字でそれ以外が植字バーインデックス。
このシンプルな見た目もPAM00103の魅力ですね!
9時位置にはスモールセコンドが配置してあります。
センターセコンドにしていない感じが、オシャレですね。
スモールセコンドにもルミノバ夜光が使用されているので、暗所でも秒針まで良く見えます。
4時と5時の間にはデイト機能が搭載してあります。
サイクロップレンズは付いていないので、ちょっと小さめではありますが、そこもまたグッドデザインですね。
植字バーインデックスはケースカラーに合わせたゴールドカラーになっているので、統一性もあるまとまったデザインになっています。
文字盤12時位置下には
『RADIOMIR PANERAI』とメーカー名とモデル名が表記してあります。
他には特に表記などは無いので、そこもまたシンプルで魅力的なところです。
ごちゃごちゃしてないのがパネライの良さな気がします。
ワイヤーループ式のアタッチメントはデザイン性は高いですが、パネライのデカ厚ケースとベルトをつなげるにはちょっと心もとない気がします。
でもここの部分が壊れたとか言う話はあまり聞かないので、安心です。
そりゃあイタリア海軍に向けて作られた腕時計なんですから強いですよね!
『OPロゴ』の入った大きめなねじ込み式リューズも良いですよね。
ラジオミールと言ったらこのリューズですね!
ケース裏は、サファイアクリスタル仕様の裏スケモデルとなっています。
金無垢の時計には必ず付いている刻印。
まずは『750』これは千分率で750/1000が金ですよって事ですね。
続いても金無垢時計には欠かせない刻印です。
左がホールマークと言うもので、スイス原産のセントバーナードです。
右が天秤のマークが刻印されています。
バックルは両プッシュ式の観音バックルになっています。
使いやすそうですね。
最後はリストショットです。
ただたふぁカッコいいですね。
世界に300本しか無いうちの一本。
シビれますね。
あぁ。欲しい。買うお金ないですけど。
いかがでしたか?
PAM00103のレビューは。
欲しくなりませんか?
欲しくなっていただけたら幸いです。
トケマー掲載中のラジオミール。