パネライとは?
1860年、ジョバンニ・パネライがイタリアのフィレンツェで創業。
イタリア海軍に機械を納品していたほど、精度にも定評がある。
また、近年のデカ厚時計ブームの火付け役でもある。
主要モデルは『ラジオミール』『ルミノール』
素材やカラーモデルバリュエーションが豊富だったり、
左利き用の時計があるなど面白い時計ブランドです。
今回ご紹介するのは、パネライ フェラーリ スクデリアGMT
型番 FER00009
ステンレス×ラバーベルト
ケース径 45mm
重さ 158g
自動巻
振動数 28,800
パワーリザーブ 42時間
100m防水
国内定価 756,000円
パネライ×フェラーリのコラボレーションモデル
GMT機能 9時位置スモールセコンド
時計を細かく見ていきます。
文字盤の12時位置には、フェラーリとのコラボモデルの証拠に、
フェラーリの跳ね馬マークが大きくセッティングされています。
パネライのコラボモデルはあまり見かけないので特別感があって良いですね!

裏蓋
裏蓋にもフェラーリの跳ね馬マークが刻印されています。
また、限定品の証拠でもあるシリアルナンバーも刻印されています。
F A5**/750の刻印があるので、2003年に750本限定で製造された時計という意味です。
リューズにも跳ね馬マークが彫られています。それにしてもケースが分厚いですね。
リューズには黄色いマークがあって正確な意味は分かりませんが、
普通にリューズを閉めようと思っても上手く閉められず、
この黄色いマークを手前に合わせてから閉めるときちんと閉まります。
恐らくリューズを閉める為の目印だと思います。
便利だと思うかもしれませんが、大体の時計は別に位置を気にしなくてもリューズは
簡単に閉められるので、わざわざ位置を合わせなければいけないのは正直不便です。
ベルトは便利なステンレス製のDバックル仕様。
クラスプ部分にはパネライのロゴ、バックルにはフェラーリのロゴが彫られています。
ベルトを外す時は、上下にあるプッシュボタンを押せば簡単に着脱可能です。
ラバーベルトもいたってシンプルです。
ケースの大きと重さの割には、ラバーベルトが薄いので、少し頼りない気がしました。
ベルトの内側にもパネライのロゴ等が彫られていて、純正のベルトである証拠です。
これもどのブランドにも言えることですが、内側に文字が彫られていると、
写真のように手垢や汚れが100%溜まってくるので、何にも文字が彫られていない方が
うれしいです。汚れが溜まると本当に臭くなるので注意が必要です。
ちなみにベルトの外側にもフェラーリロゴが彫られています。
いくらコラボレーションモデルだからといって、ほとんどの箇所にフェラーリロゴがあったら
正直もういいよ!って感じになります。本当しつこすぎ。全然カッコよくないし。
付属品
パネライは外箱の他に段ボールみたいな箱も付属しています。
箱にはモデル名やシリアルみたいな字も印字されています。

外箱

内箱
内箱はインパクト抜群の黄色でツヤがあって、まるでフェラーリのボディのように感じです。
パネライのロゴマークは一切なく、フェラーリの跳ね馬マークのみです。
パネライ全般的に言えることですが、箱を持ってみると軽くて作りが安っぽい印象です。
付属の冊子や保証書も全面フェラーリだらけ。パネライ感がない

冊子類

保証書
保証書には、モデル名・製造番号・購入日・購入店名が印字されています。
この時計は名古屋松坂屋の正規店で購入されています。
交換用の革ベルトもおまけでついてます。これはうれしいですね。
裏地は黄色でオシャレです。
見えづらいですがベルトの内側にもフェラーリのロゴが押されてます。
フエラーリのトレードマークの跳ね馬のタグもついてます。
現在の相場は?

2016年11月22日現在
インターネットで調べてみると、2016年11月22日現在での在庫は1本のみでした。
定価が756,000円なのでだいぶお安くなっています。
売り切れているものを含めても全部で12本しか出てこなかったので、
全体的に出回りの数は少なかったようです。
まとめ 実際にパネライを着けてみて思った事
パネライのフェラーリモデルを着けてみて思ったことは、とにかく重いです。
私はパネライの時計をほとんど着けたことがありませんでしたが、
ここまで重い時計は初めてでした。
ベルト部分もステンレスだったら相当重くて、長時間着けていられないと思います。
ケース径も45mmで私にはちょっと大き過ぎますね。42mm位までが限界です。
また、ケースとリューズのデザインがパネライっぽくないので、パネライと気づかれないかも⁉
私個人的にはこの時計を買いたいとは思えませんでした。