2016年発表!オーヴァーシーズ 4500V
今回ご紹介する時計は世界三大時計の一角、ヴァシュロンコンスタンタンの人気モデル"オーヴァーシーズ"の新作Ref.4500V/110Aです。
自社ムーブメントCal.5100を搭載した新型オーヴァーシーズのカラーバリエーションはホワイト、ブラック、ブラウン、ブルーの4種類となっており、定価はそれぞれ2,408,400円(税込)となっています。
デザインも一新された新型オーヴァーシーズ。インデックスは旧型のアラビア数字からバーインデックスに変わり、ケースバックもシースルーバック仕様となりました。
ケースフォルムも若干丸みが増し、よりラグジュアリー感が強くなりました。シースルーバックながら、防水性能は150mを確保しているので安心です。新旧でデザインの好みは分かれると思いますが、新型カッコいいですね。
基本スペック
【型番】4500V/110A-B128
【機械】自動巻き Cal.5100 (60時間パワーリザーブ)
【素材】ステンレス
【カラー】ブルー
【ケースサイズ】41mm
【防水性】150m
【国内定価】2,408,400円(税込)
【備考】2016年発表モデル
基本スペックはこのようになっています。自社ムーブメントCal.5100が搭載されており、パワーリザーブはたっぷり60時間あります。これはポイント高いです。
また、こちらのムーブメントは品質規定における最高級スイス時計の証でもある"ジュネーブシール"を取得しており、品質の高さも証明しています。
定価は2,408,400円(税込)と3針自動巻時計にしてはかなり強気な価格設定となっています。
その分、新型オーヴァーシーズは付属品がかなり充実していますね。ストラップは純正のブレスレットの他に、手縫いのアリゲーターレザーストラップとラバーストラップの2本がついており簡単に付け替える事ができます。
オールシーズンで活躍するSSブレス、夏はラバー、秋冬はレザーと季節に合ったストラップに替えられるので嬉しいですね。
ヴァシュロン・コンスタンタンの象徴!マルタ十字
ヴァシュロン・コンスタンタンといえばやっぱりこの"マルタ十字"ですね。”マルタクロス”とも呼ばれるこのロゴは、1880年に商標登録されています。
4つの扇形紋章を結合させた8つの角が特徴で、ブランドのシンボルマークとして、ブレスレットの他にもリューズやラグ、文字盤などあらゆる場所に刻印されています。
ブレスレットもマルタ十字をモチーフにしたデザインとなっており、カッコいいです。フィット感も上々ですが、意外にずしっとした重量感があります。重さを量ってみたら160gありました。
ケースバックはご覧の通り。ストラップ交換はワンタッチで簡単に替えられる"インターチェンジャブル・システム"が採用されています。
工具も使わずに簡単にストラップ交換ができるのは嬉しいですね。
ローター部分をこのようになっています。(めちゃめちゃカッコいい・・・)
羅針盤などに書かれている"風配図(ウインズローズ)"をモチーフにしている22金性のローターとなっています。シースルーバックになった事により、視覚でも楽しめる仕様となりました。
ローターの仕上げも丁寧ですね。さすがヴァシュロン・コンスタンタンといったところでしょうか。かなりイケてます。
ケース内には磁気から保護する軟鉄製ケース・リングが入っており、高い機能性を保持しています。
文字盤のブルーはラッカー仕上げとなっており、独特のツヤがありますね。表現が難しいですが、文字盤表面はヌルッとした印象となっています。
光を当てるとキレイなブルーが浮かび上がります。好みが分かれる文字盤だと思いますが、個人的には好きですね。
日付窓も3時位置に移動し、バランスが良くなりました。時分針、インデックスは白い塗料を施した18金ホワイトゴールド性となっており、高級感抜群です。
リストショット
41mmケースで、私の腕にはややデカいかな?と思ったのですが、意外にしっくりきます。リューズガードがない分、全体的にすっきりした印象なので、それほどの大きさは感じません。体感としては40mmのロレックス スポーツモデルの方が大きく感じるくらいです。
ただ、SSブレスレットの重さは約160gで決して軽くはないので、重さが気になる方はストラップを交換して使ってもいいかもしれません。
中古市場でも徐々に見かけるようになってきましたね。中古相場も180万円〜200万円弱となってり、定価よりは安く手に入ります。同じ3針自動巻であるパテックのノーチラスRef.5711やオーデマピゲのロイヤルオークRef.15400は中古でも200万円オーバーが当たり前となってきているので、200万円以下で買えるオーヴァーシーズという選択肢もありかなのかなと思います。
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