2022/01/18 聖徳太子
ヴァシュロンコンスタンタンは世界3大時計の一角として健在しております。
その中でも特に人気が高いモデルがオーヴァーシーズ(オーバーシーズ)です。
ヴァシュロンコンスタンタン のラグジュアリースポーツウォッチ オーバーシーズ の魅力をお伝えできればと思います。
via:https://www.vacheron-constantin.com/jp/ja/collecti...
現在までリリースされている人気モデル オーバーシーズは3世代にわたって展開されています。
1977年のヴァシュロン・コンスタンタン創立222周年のアニバーサリーモデル「222」がルーツとなりました。
こちらのデザインはブレゲマリーンなどもデザインを手がけたヨルグイゼック氏によってデザインされているそうです。
海、航海をテーマにしたモデルで、高級ながら防水、堅牢性を確保した万能スポーツウォッチとしてのデザインです。
1996年「222」を原点とし、オーバーシーズが誕生しました。
222をベースにベゼルをヴァシュロンコンスタンタ のアイコンとも言えるマルタクロス(8葉のデザイン)を採用。
こちらのデザインは現行モデルまでも受け継がれていますね。
第2世代はインデックスにアラビア文字を採用、ブレスが大きく変更され、よりヴァシュロンコンスタンタン のアイデンティティを感じるハーフマルタクロスのブレスとなりました。
ベゼルからブレスまでものデザインがブランドらしさを纏い、より仕上げの美しさが見られるようになります。
2016年現行モデルが登場します。この現行モデルからも美しさに磨きがかけられてより洗練された都会的なデザインに変更されます。
ベゼルのマルタクロスを8葉から6葉に変更。
これによりベゼルがスッキリした印象を持たせます。
また、ベゼル幅を絞り、文字盤を大きく取りました。そしてマルタクロスベゼルの下のデスクをしっかり取ります。これらの仕様変更により、綺麗なラウンド型を強調させます。
このベゼル下のデスクによってヴァシュロンコンスタンタンのアイコンマルタクロスもしっかり存在感を放ち、ベゼル幅が狭まったとしてもブランドらしい印象は保たれ続けております。
そして、特に大きく変わった点はブレス、リューズ台のディティールです。
第2世代ではプロと呼ばれるピンでケースとブレスまたはリューズ台を止めていたのですが、第3世代ではこれを廃止。
ケースとブレスの一体化を強調させ、一体化による流動的なデザインになりました。
見た目はケースからブレスが流れるような美しさを放ち、リューズのプロも取り除いたことでマルタクロスのベゼルがスッキリ映え、かなり洗練された時計へと進化しました。
こちらのモデルからシースルーバックを採用。22金製のローターを眺めることができます。
ローターはツヤ消し・サンドブラスト・ヘアラインの3パターンの仕上げにより構成されていております。
機械本体はコートドジュネーブ仕上げとなっており、ずっと眺めていられる美しさがあります。
ムーブメントは自社製のCal.5100です。パワーリザーブは60時間でデイト表示もあり日常使いには困らなそうなスペックですね。
まとめ
オーバーシーズは近年のラグジュアリースポーツブームもあり大幅に相場が上昇しました。
最新世代の4500Vの青文字盤、最近では黒文字盤も400万円を超える相場となっております。
注目を集めているオーバーシーズ手に取ってみてはいかがでしょうか。
ではまた!