毎年「ジュネーブサロン」「バーゼルワールド」などで多くの新作が発表されます。
そんな中、部下がIWCの新作を購入していた。
IWCのマーク18ブレスタイプ。
せっかくなので油ソバを食べながら見せてもらうことにしました。
Ref.IW327011。サイズ40㎜。素材。ステンレススチール。文字盤ブラックカラー。デイト付のアラビア数字。
なんでしょう。
社会人2年目が購入するにはちょっと地味すぎではないだろうか。笑。
いや、本人がいいんだからいいんですけどね。
普通、2年目ならロレックスやカルティエ。パネライとかに行くとことなのではないだろうか。
いや、本人がいいんだからいいんですけどね。
旧タイプとなったマーク17と比べるとサイズもダウンしマーク16のデザインに近くなった印象。
バックル部分などに仕様変更があり、もちろんグレードアップしています。
現在購入できるマークシリーズは「マーク12」「マーク15」「マーク16」「マーク17」「マーク18」になるのでしょうか。
たまーにジャックロードさん等にマーク10や11が出ていますが、日常使いできるレベルではなさそうです。
備忘録も含め、マークシリーズを振り返ることにしました。
・マーク12 1994~1999
サイズは36.5mmと収まりのいいサイズ感。
そして言わずとしれたルクルトムーブでございます。
Cal.889をベースとしたCal.884/2
私も889を搭載した時計を持っていますが高級感のあるローターの巻き上げ音。
日付の切り替えの力強さは特筆すべき点かと思います。
・マーク15 1999~2006
ケースサイズは38mmとアンダー40で一番スーツには合うサイズなのではないでしょうか。
このマーク15はロングセラーだったのでマイナーチェンジを繰り返しております。
初期ブレス…マーク12タイプの11連。
中期ブレス…マーク15のみに採用された駒の表面がスムーズなブレスレット。
後期ブレス…マーク16と同じ表面のエッジがきいたブレスレット。
ロレックスのようにトリチウムからルミノバへ変更。
好みの一本を探せるシリーズです。
マーク16 2006~2012
現行のマーク18に最も近いデザインではないでしょうか。
日本限定のモデルが存在し、中古市場でたまに姿を見ることができます。
マーク17 2012~2016
これまでのマークシリーズのデザインを一新したモデル。
よく言うとで斬新なデザイン。
悪く言うとぶっこわしたデザイン。
扇形のデイトやサイズアップは賛否両論です。
そして、今年登場したマーク18受け継がれております。
今年の新作を持っている親しい人がいなかったので部下の時計をレビューさせてもらいました。
いやーでも、新しい時計っていいですよね。
ほしいときにほしい時計を変えるのが羨ましい。
相場がーとか、値段が落ち着くころをー、とか思いがちですが、スパッと買うところは見習いたいものです。
後輩とお酒を飲みながら時計の話するのもいいものですね。