ブレゲってどんなブランド
こんにちは。
今日はブレゲの魅力が濃縮されたヘリテージを紹介したいと思います。
その前に今回はブレゲの歴史をおさらいしていきます。
1775年パリの時計工房からブレゲの歴史は始まりました。
日本史で言うとやっと蝦夷地(北海道)開拓がはじまったころ。
江戸時代真っ最中です。
創業者であるアブラアム=ルイ・ブレゲは現在でも複雑機構として有名な「永久カレンダー」「ミニッツリピーター」「トゥールビヨン」を発明しました。
この功績は時計の歴史を200年早めたと評されます。
ブレゲの時計の顧客には「ナポレオン・ボナパルト」や「マリー・アントワネット」等の歴史において著名人が数多くいます。
マリー・アントワネットが最高の時計をブレゲに作成するように命じた話はあまりにも有名です。
マリー・アントワネット処刑後にブレゲの弟子たちによってブレゲのNo160が完成します。
このNo160は一度盗難にあいますが2007年に発見され、L・A・メイヤー記念イスラム美術館に保管されています。
ブレゲの死後に孫が工房を継承するも最終的に工房自体を売却。
1970年にはショーメが商標を買い取りました。
その後、ダニエルロートやレマニアと関係が密接になっていきます。
現在では時計業界の中でも超巨大グループの、スウォツチグループ傘下となり業績も順調に回復していると言えるメーカーです。
ヘリテージを見てみよう
湾曲したケースが特殊なヘリテージ。
ケースサイドから見るとトノー型のケースがよくわかります。
非常に美しい湾曲を描いています。
次は裏蓋を見ていきましょう。
あえてシースルーバックではなく金無垢の重厚感ある裏蓋です。
美観を損なわないようにホールマークが刻印されています。
K18刻印である「750」がしっかりと刻印されています。
磨きをかけていない為、刻印もしっかりと残っています。
次は左右のケースサイドを見ていきます。
ブレゲマークのリューズです。
もちろんプリントではなく立体感があります。
ビッグデイトに自動巻きキャリバーが搭載された肉厚のコインエッジ。
クラシックのモデルに比べ見ごたえがあります。
次はバックル部分を見ていきましょう。
サイドをプッシュして開く形状。
Dバックルの真ん中にはブレゲのロゴがあります。
梨字の上に立体感のあるロゴが目を引きますね。
美しいブルースチールです。
ブレゲ針との相性は抜群ですね。
名前の通り2世紀以上前にブレゲが発案した針の形状です。
このスリムでありながらもはっきりしたデザインは、現在、多くのブランドが手本としています。
文字盤は立体感がかなりあります(写真じゃわかりづらくてすいません・・・。)
ブレゲのお家芸ともいえる非常にキレイなギョーシェ彫り。
このギョーシェ彫りは他のブランドの追随を許しません。
是非、手に取って見ていただきたい作りこみです。
最後に・・・。
いかがでしたでしょうか。
歴史あるブレゲの時計気になってきませんか?
写真では伝わりにくいかもしれませんが、手に持って見てみると圧倒される作りこみの1本です。
ブレゲの良さが十分に濃縮されて時計と言えるのではないでしょうか。
トケマーでも出品されていますので気になる方は是非チェックしてみてください。
それではまた、次回の記事で!
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