流線型のデザインが特徴の「ブルガリ エルゴン」気になっていたモデルでしたが実際に手に取る機会はありませんでした。今回は実機を手にする機会に恵まれた為、着用レビューをしていきたいと思います。
着用レビューをする上で、気になったのはそもそも「エルゴン」ってなんだ!?と言う事。
早速辞書でチェックしていきます。
調べてみた結果、「エルゴン」は「エルゴノミクス」から由来しているようです。
「エルゴノミクス」とは人間工学の事で、人間が扱いやすいよう設計・デザインを研究する学問という意味です。
つまり、ブルガリエルゴンはブルガリが人間工学に基づいて設計し、製品化したモデルであると解釈できます。
「人間工学」をそのままモデル名にするあたりに、自信が伺えますね。
ストレートで結構好きなネーミングです。
モデル名の由来も分かったところで、早速実機を見ていきます。
今回見たのは、トケマーにて出品中の個体です。
シルバーのバーインデックスとアラビア数字が、黒文字盤の上で輝き高級感を感じるダイアルデザインですね。
インナーベゼルになっていて、目盛りに夜行が塗られています。
暗い所ではインナーベゼルで時刻を見てね!という事でしょう。
カレンダーの背景も文字盤同様の黒ですので、大きく主張することなく溶け込んでいます。
個人的にはレンズが嫌いなので、シャープに見えるこの仕様は評価が高いです。
ケースデザインは流線型で、塊をイメージさせボリュームを感じます。
ただ、ベゼルがない影響で野暮ったくは見えず、スッキリした印象となっています。
このデザインでベゼルが付いていたら、、、、ありえないですね。
モデル名の「エルゴン」は人間工学を意味するエルゴノミクスから由来しており、ケースとブレスレットがなだらかにつながっており腕によくフィットします。
ケースサイドから見てみると、流線型のケースデザインがよく分かります。
この湾曲したケースバックが着用感を向上させてくれます。
ブレスレットもケースと一体化して見えるのもポイントでしょうか。
どこまでがケースで、どこからブレスレットなのか一瞬分からなくなります。
ブレスレットの駒一つまで丁寧に設計されている証拠ですね。
エルゴンのブレスレットは、湾曲させても綺麗に駒が並びます。
余計な隙間もできない為、腕に掛かる負担が軽減され抜群のフィット感を作りだします。
↑コチラはロレックスのスポーツモデルのブレスレットです。
先ほどのエルゴンのブレスレットと比較すると、隙間や湾曲させた時のラインが明らかに違う事が分かります。(ロレスポのブレスが悪い訳ではないですが)
バックルの外側は、フラットな内側と対照的に躍動感のあるデザインになっています。
カッコイイですが、掃除少し手間が掛かるかもしれないですね。
ブレスレット単体で見ても、かなり存在感があります。
ここを見ただけで作り込みがしっかりしているのが分かります。
バックルには、「BVLGARI」のロゴが入ります。
ブレスレットのデザインと一体になっているのでスッキリして見えるのも個人的にはポイント高いです。
シンプルなデザインでありながら圧倒的な存在感を出していますね。
重ね付けなどの、余計なアクセサリーは不要と感じます。
今回身に着けたのは40mmですが、35mmのモデルもあります。
サイズ感は好みですが、存在感と文字盤のバランスは抜群に40mmの方がいいです。
コチラはサイドからの画像です。
湾曲したケースバックが腕に吸い付くように馴染みます。
重量は多少感じますが、着け心地の良さと合わさって違和感なく着けていられます。
いかがでしたか。
今回はブルガリ エルゴンEG40Sを実際に着けてみました。
エルゴンという名前が人間工学から由来していると知った時は、正直半信半疑でしたが、実際に装着してみると、着け心地よく製品としての完成度の高さを感じる事が出来ました。
定価は47万円程ですが、USEDの仕上げ済みであれば、10万円~狙えますのでかなり値ごろ感のある狙い目なモデルであると思います。
詳細はWM公式マーケット 「トケマー」でご確認ください。
この記事を書いていて、「この状態で安いな~」と思ったのですが、全国際安でしたね。笑
コストパフォーマンスの高い狙い目の時計レビューのつもりが、本当に狙い目の品物をレビューしていたという話でした。
ではまた。