1997年 アクアノート発表。
ノーチラスに続きラグジュアリースポーツモデルとして三大ブランドでは珍しいマテリアル「ステンレス×ラバー」で誕生したモデル「アクノート」。
ファーストモデルは34mmの小ぶりなモデルでした。
2007年の10周年には丸っと新型にモデルチェンジしましたので、今年の20周年も「何か」が発表されると予想しています。
昨年の2016年にはノーチラス誕生40周年記念でプラチナ素材のモデルが発表され話題となりました。
5711/1Pは700本限定でプラチナケースにダイヤモンドインデックスが装備されています。
ダイヤルに40 1976-2016の記載。
ただ、その発表は9月でしたので
もしアクアノートの記念モデルなどの発表が仮にあるとしてもバーゼルワールド2017ではないかも知れません。
因みに1998年には日本限定でブルーのアクアノートがリリースされていますので、近年のトレンドでもある「ブルー」を取り入れたアクアノートがリリースされるのでは?と私は睨んでいます。
1957年はスピードマスターのファーストモデル誕生の年です。
現在オメガのホームページでも60周年記念の専用ページがリリースされています。
ファンなら1度は見ておいた方が良いサイトですよ!
この1957年は、スピードマスターだけでなく
ダイバーツールの「シーマスター300」と
鉄道員向け耐磁製時計「レイルマスター」も同時期にリリースされていたのです。
シーマスター300は、60周年を待たずに復刻されてしまいました。
007「スペクター」では限定モデルが劇中でも使用され話題になりました。
さらには007にちなんで「7007本」もリリースされた限定品だったにもかかわらずプレミアムの付く特別なモデルになっています。
スピードマスターのファーストモデルは1997年にレプリカモデルとして1度復刻しています。
40周年ですね。
残念ながら「非常に」似ていますが、ケースの形状が左右非対称の新しいモデルになっていますので「完コピ」ではありませんでした。
そしてレイルマスターですね。
ミルガウスやインジュニアのように「耐磁」を謳った3針モデルです。
軟鉄製のインナーケースが搭載されています。
※因みに初代スピードマスターにも搭載されています。
こちらも、なんとも微妙な時期に復刻されました。
2005年、コーアクシャルムーブメントを搭載した新シリーズ「シーマスター・アクアテラ150m」の派生形文字盤として誕生したレイルマスター・クロノメーター・コーアクシャル。
私も39mmの2503-52を購入して父親にプレゼントしましたね。
30歳の記念に。
この3兄弟。
全てシーマスターをベースに作られた実用機です。
プロフェッショナルの腕時計として耐久性と当時としてはそこそこの防水性を持ち合わせています。
3機種共通なのは「ブロードアロー」と呼ばれる大きなアローハンドを搭載している点です。
この特徴的な針は後継機でスグに廃止されていますので問題があったのでしょう。
レア要素に大きく貢献していますね。
Speedmaster CK 2915
スピードマスターの初号機は
スクリュー式のケースバックで30m防水の手巻き式クロノグラフ。
キャリバーはシーマスター用クロノグラフを改良したCal.321。
軟鉄製の耐磁インナーケースも搭載されています。
後のスピードマスターと圧倒的に違うのはベゼルがステンレス製だということですね。
Railmaster CK 2914
レイルマスターもスクリュー式のケースバックです。
似たモデルにランチェロという時計がありますが、こちらはスナップバックになります。
軟鉄製の耐磁インナーケースを搭載しています。
Cal.285は手巻き3針センターセコンドムーブメント。
60m防水です。
SEAMASTER300 CK 2913
シーマスター300のファーストモデルは唯一の自動巻き。
Cal.501。
防水も200mです。
※当時のロレックスも200m防水ですが、特別なモデルが1961年にマリアナ海溝最深部へ到達しています。
回転ベゼルを搭載したプロフェッショナルダイバーウォッチですね。
サブマリーナーより格好良い!
私はバーゼルワールド2017では、60周年を記念してオリジナルに忠実な
それでいて最新のスペックな華美でない渋い復刻モデルが出ることを祈っています!
シーマスター300、スピードマスター、レイルマスター。
どれも超格好良いでしょうね。
これは予想ではなく願望ですね(笑)
今年のバーゼルワールドはシードゥエラーの新作が出るのか皆さんワクワクしているのだと思います。
ですがロレックスだけじゃなく、他のブランドも気合いを入れた新作が
バンバンでると思いますので楽しみはいっぱいですよ!
オメガ、パテックフィリップ、チュードルなんかも期待して待ちましょう!あともうちょっとですね!
妄想しながら、ではまた!