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パテックフィリップ 2022年新作カラトラバの3針モデルの新しいデザイン 5226G-001 について <2022/4 掲載記事>

2022/04/13 聖徳太子

カラトラバの3針モデルとして2022年新しくリリースされたのが5226G-001です。

5196が廃盤となり、全く新しいデザインのモデルが誕生しました。

今回はその新たにラインナップされたヴィンテージ感漂うデザイン、美観に優れたディティールについてご紹介いたします。


via:https://www.patek.com/ja/%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%...



こちら時計の特に目を引く点としては、ブラックグラデーションのテクスチャード文字盤です。

構造的な面での触覚性を持たせた文字盤ですね。カラトラバ製造に置いて最も影響を与えたバウハウスでは造形には形態、構造、色彩に加えテクスチャーが大切としていました。

まさにその精神を体現した文字盤だと言えますね。

この触覚性のある文字盤はフラットな文字盤によくマッチしています。視認性の高いモデルであるからことできることですね。

カラーリングもブラックのグラデーションはシックながら豊かな表情を持ち、凹凸のある材質と共存することで美しく煌びやかというよりノスタルジックで独特の精悍さを持った仕上がりになっております。

インデックスはアラビア数字。針はシリンジ針。その上からはスーパールミノバを塗布。従来のドレッシーなカラトラバのモデルとは一線を画したデザインですね。

この夜光はベージュの配色。ダイヤル外周にはブラックのミニッツトラック。渋い色味がヴィンテージ感を漂わせていますね。5524系のカラトラバ パイロットウォッチを想起させたデザインで、



このブラックグラデーションの文字盤と非常にまってしております。

ケース側面にはクルドパリのギョシェ彫が施されています。ベゼルや文字盤など表面から見えるところでなく、ケースサイドに装飾を施すというのがパテックフィリップらしい粋な計らいですね。これによって、文字盤自体の装飾が強調され、文字盤の顔としてのバランスが取れた印象です。

このギョシェ彫もパテックフィリップらしい職人技が隠されております。

通常ケースの装飾を施してから、ラグの接続を分けて行うところラグとケースを一体化させて装飾を行うという斬新な手法をとっています。これによって、ラグの付け根まで絶え間なく装飾が途切れないような見た目となっております。



5226G-001のムーブメントにはノーチラス5177等に使用されている三針ムーブメント26-330SCです。

324SCから引き継がれた新世代のムーブメントですね。


まとめ

今作の3針カラトラバ5226G-001のリリースとともに5196が廃盤。5226G-001はクラシックなクンロクモデルとはこちらはまた違ったモデルですね。新ムーブメントを搭載したクンロクモデルの後継機はまた復活するのか注目したいところですね。ではまた

直径 : 40mm

厚さ : 8.53mm

ケース素材 : ホワイトゴールド

インデックス : アプライドのアラビア数字

夜光 : あり

防水性能 : 30m

ストラップ/ブレスレット: カーフスキン、ヌバック仕上げ、ハンドステッチ、ベージュ(元々付属のもの)。カーフスキン、ファブリック柄のエンボス加工、ハンドステッチ、ブラック(追加ストラップ)。プロングバックル

キャリバー : 26‑330 S C

機構 : 時、分、秒、日付

直径 : 27mm

厚さ : 3.3mm

パワーリザーブ : 45時間

巻き上げ方式 : 自動巻き

振動数 : 2万8800振動/時、 4Hz

石数 : 30

クロノメーター認定 : パテック フィリップ・シール

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