機能面・ルックスは文句なし。
さらにステータスや知名度も抜群のブランド。それがIWC。
洗練されたデザインと、時計としての機能性を極めるという質実剛健なブランドですよね。
なんとなく出来るサラリーマンが付けてるイメージもあり、誠実な印象を相手に与える事が出来るといったパワーを持っています。
IWCは意外とシリーズが多く迷ってしまいがち。
ポルトギーゼやパイロットウォッチ,ポートフィノなどなどさらにその中にも派生モデルが多数存在します。
それではご紹介します。
①パイロット・ウォッチ
1936年の「スペシャル・パイロット・ウォッチ」をルーツに持ち各国空軍に納入された実績を持つ本格的な航空時計です。
英国空軍の為に開発された「マークXI」などの意匠を受け継ぐクラシックや、伝統の英国戦闘機「スピットファイヤ」の他、様々なラインで展開しています。
1940年の「ビッグパイロットウォッチ52 TSC」や1948年の耐磁モデル「マークXI」の歴史をいまに伝えています。12時位置には文字盤の上下を示すための意匠とされる三角マークを配置。
文字盤は基本的に黒と白のツートンで明確にコントラストをつけた視認性の高いデザインです。
最新世代は「マークXVⅢ」となります。
トップガンは米国海軍の戦闘機戦術教育プログラムに由来しています。
長期に渡って空母で過ごし、飛行時には超高速飛行や急旋回を行う精鋭パイロットの為にセラミックケースにチタニウムバックといった堅牢かつ耐食性に優れた素材が使われています。
フランス作家でありパイロットでもあった偉人に捧げるラインです。
その人物の服装に着想を得たストラップやタバコブラウンカラーの文字盤が特徴です。
クラシックスタイルに相対するラインとして2003年に誕生しました。
1940年代に活躍した英国空軍の主力戦闘機に由来しています。
ミリタリールックでありながら上品さを兼ね備えた、紳士の為の航空時計です。
ちなみに完全マニュファクチュールのラインでもあります。
懐中時計用ムーブメントを搭載した高精度ウォッチが原点となるポルトギーゼ。
ふたりのポルトガル商人からの依頼でIWCが1939年に作りあげた大ヒットシリーズです。
手頃なクロノグラフの約2倍の価格差がある自動巻きモデルには、こだわりの自社製ムーブメントを搭載しています。複雑時計の種類も豊富なモデルです。
1955年に発表されたモデルの名を受け継いでヨットクラブは2010年からコレクションに加わったポルトギーゼのスポーティスタイル。
コレクションで唯一、針とインデックスに夜光処理が施されたラインとしても、特別な存在感が漂っています。
IWC流のシンプルエレガントを体現するドレスコレクションであるポートフィノ。
自動巻のポートフィノは2サイズの三針とムーンフェイズ、クロノグラフのすべての仕様が、エボーシュをベースにしたムーブメントを搭載しています。
徹底したシンプルデザインから、絶妙なエレガンスを醸し出す万能デイリーウォッチです。
クオーツが隆盛を極めた1980年代中頃に発表された「ジャイアントポートフィノ」と呼ばれる「ジャイアント・ポートフィノ」と呼ばれる1984年製造モデルのデザインを継承。
懐中時計を腕時計に作り替えるというアイデアから考案されたストレートラグが直径45㎜の大型サイズと見事な調和を見せます。
ちなみに8日間パワーリザーブを誇る、自社製ムーブメントを搭載。
かつてクオーツ搭載モデルだったダ・ヴィンチは、クルト・クラウスが考案した独自の永久カレンダー搭載機として広く愛されることになりました。
そしてその意匠を蘇らせ2017年に一新された現行モデルは、ラウンドケースの美しさを際立たせる、肉厚なラグが特徴です。
ペラトン自動巻き機構を備えた耐磁時計として1955年に発表された堅牢時計の伝統を受け継ぐ。磁場に囲まれて過ごすエンジニアの為に作られた時計は、現在ではモータースポーツなどのエンジニアリングを賞賛するコレクションになりました。
圧巻の2000m防水モデルまで揃える潜水時計コレクション。1967年に発表された初号機が備えていたインナー回転ベゼルに改良を重ね、現在はアウターベゼル操作でインナーベゼルを操作する方式を採用。2つのブラックケースはラバーコーティングされたステンレス製です。
いかがでしたでしょうか。どれも素敵な時計ですよね。
お気に入りの1本を見つけてみて下さい!
それではまた!