IWC(インターナショナルウォッチカンパニー)
IWCは1868年にスイスのシャフハウゼンで創業した時計メーカーで、現在はリシュモングループに属しています。
創業当初はアメリカの市場に向けて、懐中時計を製造していましたが、1915年から腕時計の製造に本格的に参入し、現在では高級時計メーカーとして世界中で愛されるブランドとして認知されています。
現在はインヂェニア、ポートフィノ、ポルトギーゼ、アクアタイマー、パイロットウォッチ、ダ・ヴィンチの主要6ラインで構成されており、それぞれに特徴があります。
そこで今回は、IWCの中からおすすめしたい3本をご紹介したいと思います。では早速、参りましょう!
インヂェニア オートマチック IW323904
【商品名】インヂェニア オートマチック
【型番】IW323904
【機械】自動巻
【素材】ステンレス
【カラー】白文字盤
【ケースサイズ】40mm
【防水性】120m
【国内定価】685,800円
【備考】-
まずは、1955年に誕生した『インヂェニア 』です。
40mmモデルのIW323904です。
インヂェニアはドイツ語で『エンジニア』をという意味です。1950年頃、機械工学や電子技術が発展し、発電所やレントゲン撮影技術者など高い磁力の中で働く人が増え、そういった人々のニーズに答えるために誕生したのがインヂェニアです。
こちらのモデルは実用性も高く、耐磁性能は80000A/mでミルガウスと同等の耐磁性能を誇ります、さらに防水性も120Mあり、IWCのダイバーズモデル『アクアタイマー』に次ぐ防水性を誇ります。トータルスペックを見てもインヂェニア はIWCの中でも一番実用性のあるモデルといえます。
ベゼル上に空いた穴もインヂェニアの特徴で、このデザインは皆さんご存知、時計デザイナーのジェラルド・ジェンタ氏の考案で作りだされました。『インヂェニア』シリーズのトレードマークとなっています。
ヘアラインもシャープで力強い印象です。シンプルな3針で派手さはないものの、その分汎用性の非常に高いモデルで、特にスーツに似合う時計です。ベゼル上に空いた5つの穴もアクセントとなっており非常にカッコいいです!!
文字盤のシルバーは表面の仕上げが少しザラザラした印象で、配色も淡いシルバーの為、とても落ち着いた色味です。黒文字盤もありますがインヂェニアに合うのはシルバー文字盤だと個人的には思います。
ケースサイズは40mmでオーソドックスなサイズな為、日本人男性にはちょうど良いサイズ感という点も人気のひとつです。
定価は685,800円ですが、中古で探すと、40万円前後で程度の良いものが買えます。
タフさと実用性を兼ね備えたインヂェニアはコスパも非常に優れたモデルですのでビジネスシーンで使う時計をお探しの方は是非、ご検討下さい。
パイロットウィッチ マーク17 IW326504
【商品名】パイロットウォッチ マーク17
【型番】IW326504
【機械】自動巻
【素材】ステンレス
【カラー】黒文字盤
【ケースサイズ】41mm
【防水性】日常生活防水
【国内定価】648,000円(税込)
【備考】-
2本目はパイロットウォッチ マーク17のご紹介です!!
IWCで初めてパイロットウォッチが誕生したのが、1936年でした。『スペシャルパイロットウォッチ』として誕生し、パイロット向けに離陸時刻を記録するための矢印マーカーがついたモデルでした。
その後1948年に初代のマーク11が誕生しました。半世紀以上前に誕生したマーク11の伝統を残しつつ、マーク11→12→15→17→18とモデルチェンジしてきました。
ポルトギーゼと並んでIWCの看板モデルで非常に人気の高いモデルです。
ケースサイズは41mmで厚さは約11mmとケースは厚すぎず、それでいて程よいサイズ感の為、装着感は良好です。前モデルのマーク16からの主な変更点でまず挙げられるのは、2mmのサイズアップです。前モデルのマーク16は39mmケースに対してマーク17は41mmにサイズアップしました。ちょうどマーク17が発表2012年は多くのブランドがモデルチェンジと共にサイズの大型化を図ってきていた頃で、IWCも世間の流れに合わせてサイズアップしたのではないでしょうか。
また、日付窓もコックピットの高度計にインスパイアされた、前後日が見えるデザインに変更しました。マーク17の特徴ですね。さらにバックルも改良されており、スライド式のクラスプで工具なしで簡単にサイズ調整ができる点も魅力的です。
文字盤は実にシンプルで、3針に黒文字盤、ホワイトインデックスとなっており、視認性が抜群です。パイロットウォッチだけでも派生モデルが多く存在し、3針以外にもクロノグラフ、スピットファイア、特大サイズのケース径とリューズが特徴のビッグパイロットウォッチなど。自分の好みに合ったモデルが選べるのも良いですね。
嬉しい付属品完品の商品です!時計の横にプッシュピンが2つついていますが、これはブレスレットのコマを調整する際に使います。
5連ブレスレットも腕によく馴染むので腕への負担も少なく使えます。
30万円代でこの時計が買えるので本当にコスパに優れた時計です。
ポルトギーゼ クロノグラフ IW371446
【商品名】ポルトギーゼ クロノグラフ
【型番】IW371446
【機械】自動巻
【素材】ステンレス
【カラー】シルバー文字盤
【ケースサイズ】40.9mm
【防水性】生活防水
【国内定価】799,200円(税込)
【備考】-
最後はIWCのロングセラーモデルで一番の所有率を誇る『ポルトギーゼ クロノグラフ』のご紹介です。歴史も古くポルトギーゼのオリジナルモデルは1939年に誕生しました。
ドレッシーな印象で知的な雰囲気がありますね。作りも細かくて一番人気というのも納得です。
針、インデックス、積算計目盛もスッキリしており、文字盤とのバランスもとれています。
画像だと少し分かりづらいですが、立体的なアラビアインデックスとリーフ針はブルースチールを採用しており、側面もきれいに仕上げされており、細部まで美しい時計となっています。
ポルトギーゼ クロノグラフはロングセラーな為、現在に至るまでにマイナーチェンジをしてきました。文字盤のラインナップ、インデックスの加工も変わりました。
そしてバックルも以前は尾錠タイプでしたが、現在はDバックルに変更されており、利便性が向上しています。
こちらも付属品完品の商品です!
現在の中古相場は50万円代半ばから50万円代後半くらいだと思いますが、こちらは528,000円。
相場よりやや安い印象です。これから涼しくなっていきますので、革ベルトの出番も増えてきそうです。ドレッシーな時計をお探しの方は是非ご検討下さい。