2012年にダニエル=リーデラー氏がスイス チューリッヒにて立ち上げたブランド、腕時計に“休日前夜の金曜日の高揚感を”をテーマに腕時計作りをすすめている。
スイスの高すぎる腕時計の定価設定にも一石を投じようとしている。
まず私が使用しているのがセブンフライデー インダストリアルエッセンス SF-P1B/01 オーソドックスな黒い文字盤のものになります。
オレンジや白といった奇抜なカラーもありますが、デザインが面白い腕時計だったのであえてカラーは大人しい黒色を選びました。
デザインとしては分針、時針が歯車の形状をしております。4時位置の黒いディスクが普通の腕時計で言うところの秒針となりまして、9時位置の黒いディスクが24時間表示となっております。
写真だと時刻は14時15分を表していますが、パッと見て時間がわかるようになるまでには少し慣れが必要です(笑)
時針は金色で目立つ色合いなのですが短い為に分針に被って見えなくなってしまう事もあります。その為に敢えて24時間表示を着けたのかな?なんて考えております。
腕に着けたファーストインプレッションを率直にお伝えすると
「デカッ!!、重いっ!!」
というのが正直なところです。
インターネットの画面ではそこまで感じませんでしたが実際に腕に着けてみると想像以上の大きさと、重さがあります。
実際に計ってみると総重量134gでした。
134gといってもピンと来ないと思いますのでセイコーのオールステンレスの腕時計を比較してみます。
全てステンレスの腕時計と比べても3割増しの重さですね。腕に着けた感覚がかなりずっしりしていたのも頷けます。装着感のある重い腕時計が好きな方にはかなり好感触かと思います。
大きさに関しては47mmですので大きい時計が好きな人には持ってこいですが、手首が細い方にはそこまでオススメとはいきません
裏蓋にケースサイズやベルト幅、防水性能や駆動方式まで記載されています。工業製品からインスパイアされたデザインと言うだけあってユニークな要素だと思います。まさに設計図といったイメージなのだと思います。
長方形の木箱に入っております。大きさは大体35cmといったところです。
中には保証書、取扱説明書、ステッカー、時計用のクロスなんかが入っています。やはり1~2万円の腕時計と比べてしまうと付属品はかなりしっかりしていますね。ファッション時計と言いながらも細部にこだわりを感じます。
1本目の腕時計にしてはちょっと奇抜すぎるかなと思いますが、ロレックスのデイトジャストやグランドセイコーなど仕事用の手堅い一本をお持ちの方が2本目に買うには良いチョイスかなと思います。
実際私も休日にフラッと出かける時に着けてますが、普段着けない47mmのケース径ですし文字盤もカジュアルなファッションにマッチする歯車を模したデザインですのでまさに「オフ時計」といった具合に重宝しています。