まず、ケースのサイズは49mmとかなり大きめ。重さは64gとなっています。ベゼルはアルミ製。風防にはミネラルガラスで、ロレックスに代表されるサファイアクリスタルガラスより強度に劣ります。ケース素材はコンポジット。コンポジットとは、アルミニウムを化学薬品に浸けて電気化学的処理を施した素材のことです。アルミニウムより硬度が高いため、アルミニウム本来の軽さを維持しつつ、衝撃や傷、腐食にも強い素材になるんだそうです。コンポジット素材のケースというとパネライが有名どころですが、スントも採用しているんですね。
公式サイトによると、ストラップはエラストマーとのこと。エラストマーとは一般的にゴムということらしいですが、成分的には弾力をもった伸び縮みするゴムのことをエラストマーと呼ぶそうです。ラバーベルトといった方が伝わるかもしれませんね。G-SHOCKと比べると、ベルトが薄いので不安になる人も多いようです。個人的にも、もう少し厚みがあったほうが良い気がします。ただ、ベルトが劣化したり、切れてしまった場合は、替えのベルトが5,000円~6,000円くらいで購入できます。
スントコアの特徴は、電池交換のしやすさもあります。裏蓋にはコインが挟まるような凹みがあり、上下には「OPEN→」「CLOSE→」と書いてあります。ここにコインを入れて、矢印の方向に回すだけで裏蓋が取れます。
簡単に取れました。この後は、下の凹んだ部分に先がとがったものを差し込めば電池が簡単に取れます。バッテリーはCR2032型で、量販店で数百円で買えます。
—時刻
—クロノグラフ
—高度計
—気圧/温度計
—コンパス
—メモリー
—オートスイッチ
—日の出・日の入り表示
—水深計
—スイミング計測機能
—3気圧防水
機能はこれ以上ないくらい豊富ですね。詳しい操作方法は、次回の操作方法編で。
こちらが保証書、ギャランティカードになります。
並行輸入品なので、ブランクになってます。
取扱説明書。並行輸入品のため、日本語表記がありません。
今回はスントコアのスペック編として、ケースやベルト、機能について説明しました。次回は、その使用方法について書いてみたいと思います。日本語の取扱説明書もなく、しばらく操作していないので、スムーズに説明できるかとても不安です。頑張ります。