【商品名】マリーン(Marine) 5817
【型番】Ref.5817BR/Z2/5V8
【機械】自動巻き
【素材】K18ローズゴールド
【カラー】グレー/シルバー
【ケースサイズ】39mm
【防水性】100m
【参考定価】2,570,400円(税込)
【備考】-
この時計の特徴は、『ブレゲ針』『コインエッジ装飾』『文字盤のギョーシェ仕上げ』の3つです。さらにケースはシースルーバックになっているので芸術ともいえるムーブメントを鑑賞できます。
ブレゲ創業に誕生したブレゲ針はデザイン性・視認性ともに優れており、今もなお採用されています。斬新なデザインは今も多くの人々を魅了し続けています。
この針はブレゲのみならず、現代でもパテックフィリップの「カラトラバ オフィサー」「コンプリケーションウォッチ」などにも採用されています。
リューズにはBREGUETの『B』のアルファベット。リューズの周りのギザギザも手作業で作っており、細部までこだわりを感じます。
ケース側面のギザギザの装飾『コインエッジ』は全てが手作業で行われているため、細部まで本当に美しく仕上がっており、芸術の域に達しています。
また、ブレゲのコインエッジは小さな円柱をに並べたような造りが特徴で、控えめながら強い印象を与えています!
ケースサイドという目立たない場所ですが、注意してよーく見ると手作業の美しさが堪能できるかと思います。
ギョーシェとはそもそも、18世紀にアブラアン・ルイ・ブレゲ氏が考案した装飾技法で、模様のパターンは多くあります。
マリーンⅡのギョーシェは波のような模様になっているのがわかります。これは『ヴァーグ』という装飾技法で明るさや角度によって表情を変え艶のある文字盤となっております。
その他にも市松模様の「ダミエ」、ブレゲ・クラシックにみられるピラミッドのような鋲が規則的に並んでいる「クルー・ド・パリ」、太陽光線のように文字盤中心から外側にかけて広がる「ソレイユ」など、たくさんの装飾技法があります。
じつに285個の部品から成るムーブメントを見られるのは贅沢の極みです。
さらに、18金を使用したローターまで「ギョーシェ仕上げ」となっており、細部まで本当に美しい時計となっております。
ずっしりときますが、着け心地は良いです。ラグが他の時計と比べて長い為、腕にしっくりくるか不安でしたが、腕の形に合わせて曲がっているので気になりませんでした。
ケース厚に関しては個人的には気になりませんでしたが、11.82mmとやや厚めとなっておりますのでヘッドの重さは感じます。
K18ローズゴールドのケースにラバー、グレー文字盤も相性も良く、バランスが取れている印象です。ローマインデックスが少し小ぶりな為、視認性に関して感じる部分は多少個人差があると思いますが、まったく問題のないと感じました。
ラバーベルトの為、汗をかくこれからのシーズンにも合うのではないでしょうか?
今回はローズゴールドのモデルを紹介しましたが、イエローゴールドやステンレススチールのモデルも存在しますので、自分の好みに合った色を探してみるのもいいかもしれません。