スペックはこんな感じです

ステンレス素材
ケース径 44mm
ケース厚 15mm
重さ 約203g
自動巻き
振動数 28,800
バーインデックス
クロノグラフ機能
300m防水
逆回転防止べセル
文字盤のデザインは数種類あり コンビモデルもあり
2010年 生産終了品 その時で定価60万円代後半

裏蓋には、『A13356』の型番の他に、ぼかしてしますがシリアル番号・防水機能表示・ロゴマーク・
英語でなにやら書いてあります。
色々デザインされていてカッコイイですが、溝に汚れが溜まったりして汚れやすいです。

ケース厚が約15mmあるので、横から見るとその分厚さが分かりやすいです。
防水性能も300mあるので裏蓋もかなり分厚く作られています。
この裏蓋のでっぱりが着けていると気になります。
裏蓋が薄ければ、着け心地がもう少し良くなるんではないかと思います。

ケースサイドも鏡面仕上げです。
見て分かるよにキズがものすごくあって目立ちます。
こちら側のケースサイドは、時計を着けている時に服の袖部分と擦れてキズがどうしてもついて
しまう面なので、ヘアライン仕上げ等のツヤなし仕様の方がありがたいです。

ブレスレットはケース同様全体的の鏡面仕上げされていて、
光が当たるたびにピカピカと反射してとても高級感があります。
ただ高級感がある半面、キズや汚れがとても目立ちすいのが欠点です。
私は性格上、キズや汚れが気になってしますので、なるべくケースやブレスを触らないように
気をつかっていました。
また、一つ一つの駒の隙間が空いているので、この隙間に汗や皮脂汚れ等が溜まりやすいです。

メンテナンスをしないで放置しておくとこんな風になってしまいます！
実に汚いです。こんなんじゃ、せっかくの高級時計が台無しです。
こんな事にならないようにこまめにメンテナンスする必要があります。

バックル部分には、ブライトリングのロゴ・ブランド名と創業年の『1884』の刻印があります。
デザインはカッコイイのですが、このバックルが固くて外しにくいです。
コツを掴めば簡単ですが、最初は大変だと思います。

クラスプ部分です。
しっかりとブランド名の『BREITLING』の刻印が彫られています。
クラスプ部分まで鏡面仕上げで手間掛かっています。

着けてみるとやはりデカ厚&重いです。
ぶつけしまいそうで怖いです。
ただとっても男らしい時計で存在感があります。
正直いって着け心地はあまりよくないです。
重い時計が苦手な人にはおすすめできません。

オールステンレスモデルで200gオーバーの重さ‼
ロレックスのデイデイトⅡも約200gなので金無垢とほぼ同じ重さです。
そりゃ長くつけていたら疲れちゃいますね。
ただこの重さが、着けている感と高級感を感じられるのでブライトリングの良さでもあります。

航空機の絵が箱全体にデザインされていますが、いたって普通の箱です。

内箱&ソフトケースは全てブラックで統一されていて、シックな感じです。
大体のブランドは内箱に枕が付属して直接時計を収納しますが、
ブライトリングは持ち運びにも使えるソフトケースが付属しています。

箱の内側の素材はレザー調になっていて高級感はありますが、
これが経年劣化と共にボロボロと剥がれてしまい、非常に汚くなります。

こちらは並行品なので国際保証書が付属しています。
購入店の印と型番・シリアルが手書きで書かれています。
購入日は記載はありません。

正規店で購入すれば上記のようなクラブブライトリングのカードも付属します。
クレジットカードのブラックカードみたいでカッコイイです。
これがあるかないかで気分的に違いますね。

実際に、以前私が所有していたのはローマ数字インデックスに、
ベゼルをダイヤモンドでカスタムしていたモデルでした。
たしか2010年の6月に定価60万位の時に、並行品店で約36万円位で購入しました。
ちなみに中古品は25万円前後で売っていた記憶があります。
2016年の現在でも25～30万円が相場なので、あまり変化していないモデルです。

正規品でダイヤモンドベゼルのみを購入すると、たしか50.60万位したような記憶があります。
純正品は値段が高い割にはダイヤもかなり小さくて満足できなかった私は、
御徒町にある知り合いのジュエリーショップで、約4ctで30万円位でカスタムしてもらいました。
もちろん正規でオーバーホールすることや、手放す時の事も考えて、純正のベゼルは残しておいて
新たにシルバー製でベゼルを作ってからカスタムしました。

大粒のダイヤをカスタムしたブライトリングは、海外ではたくさんありましたが、
当時日本ではあまりなかったので着けていると、時計店の方によく『スゴイの着けてますね！』
『こんなブライトリング初めて見ました』など、よく声を掛けてもらいました。
この見た目で、総額70万円で購入できたのでかなりお買い得でした。

私は約2年間、冬は革ベルトに変更するなどほぼ毎日、仕事とプライベートで着用していました。
着用していて感じた事を下記にまとめてみました。

ブライトリングの良い点
・単純にデザインがカッコイイ
・正規品を購入すれば、オーバーホール費用が半額になったり、会員のみのフェアや
ブティックの特別な部屋に入れるなど、会員になるとうれしい特典が多い
・並行品や中古品だと、定価よりかなり安く購入できる
・ロレックスみたいに人と被ることが少ない
・防水性能300mは安心感がある

ブライトリングの悪い点
・重量200gオーバーで重く着け心地が悪い
・バックルが外しずらい
・全体的に鏡面仕様なので、キズや汚れが目立つ。※特に指紋や油汚れが目立って気になります
・正規品と並行品でオーバーホール費用が違う
・リセール価格が安い
　※私は新品で購入してから約2年後に手放して、16万円で売りました
・精度があまり良くない（1ヶ月に2回くらい時刻調整していました）
・レディースモデルもあるが正直デザインが可愛くない（だから着けている人は少ないと思います）

今回紹介した、クロノマットエボリューションは個人的には悪い点の方が多かったですが、
非常に扱いやすい時計でもありました。個人的には買って後悔はしない時計だと思います。
また、現在では中古品で、約25万円と比較的手ごろな値段で
で購入可能ですので、初めて時計を購入する人なんかにもおすすめできます。