【商品名】ロイヤルオーク "ジャンボ" エクストラシン
【型番】15202ST.OO.1240ST.01
【機械】自動巻 Cal.2121
【素材】ステンレス
【カラー】ブルー
【ケースサイズ】39mm
【ケース厚】8.1mm
【防水性】50m
【国内定価】2,592,000円
2012年にロイヤルオーク生誕40周年を記念して発表されたモデルがエクストラシン Ref.15202STです。美しいデザインに超薄型のケースが特徴のエクストラシンはロイヤルオークコレクションの中でも注目度・人気ともにトップクラスです。
ステンレスモデルには見えない圧巻の高級感!見事ですね。
ケースサイズは39mm、15300STと同じケースサイズですがケースの厚さに違いがあります。15300STは9.4mmに対しエクストラシンはわずか8.1mm。画像でも分かる通りかなり薄いケースとなっております。
超薄型ケースの秘密は、厚さ"3.05mm"のムーブメントにあります。エクストラシンに搭載されているムーブメントCal.2121はジャガールクルトCal.920をベースに作られた超薄型ムーブメントです。
ロイヤルオークのブレスレットの形状も特殊なものとなっております。コマの接続部分が綺麗に面取りされており、さらにコマの幅も狭くなっているため装着感抜群です。
3針の15300STや15400STも同じ形状のブレスレットとなっていますが、エクストラシンはより薄いコマで滑らかな作りとなっています。今まで腕につけた時計の中でもトップクラスの装着感です。
観音バックルのクラスプ部分には"AUDEMAR S PIGUET"の文字が刻印されています。
両側プッシュで取り外しが可能となっており非常に便利です。
一見大きな違いはなさそうに見えますがデザインが微妙に違います。
まず違うのは文字盤のAPロゴの位置です。15300STは12時側にありますが、エクストラシンは6時位置にAPロゴが配置されています。
もうひとつはタペストリーの大きさです。15400STと比べてエクストラシンのタペストリーは細かくなっているため、より繊細な雰囲気を醸し出しています。
インデックスと針の太さもエクストラシンの方が細くなっているため、より上品さを感じさせるデザインとなっています。
ケースからブレスレットの細かい部分まで丁寧に作りこまれたエクストラシンは"ステンレスとは思えない"圧倒的な存在感となっています。
また、サテン仕上げとポリッシュ仕上げもうまく組み合わさってとり、完成度が本当に高い一本といえます。
エクストラシンは、近年さらに価格が高騰しており、現在の中古相場は箱・保付きの条件なら300万円を超えてきています。
ここ1、2年で50万円近く上がったんじゃないでしょうか?正規店で手に入れるのは依然困難な状況で、市場での出回りも非常に少ないです。
海外相場を見ても、現在はほとんどが300万円オーバーとなっています。とうとう300万円の大台を超えてきましたね。パテックフィリップのノーチラスといい、今回のエクストラシンといい、ステンレスモデルとは思えない金額まできてしまいました。
入手困難な状況はこれからもしばらく続きそうですね。時計としての完成度・希少性・将来性、どれをとっても素晴らしいエクストラシン。良い時計です。