1972年リリース!オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク
オーデマ・ピゲの顔ともいえるロイヤルオークが誕生したのは1972年の事でした。
有名な時計デザイナーあるジェラルド・ジェンタ氏がデザインを考案し、生まれました。
特徴は8角形のベゼルに、裏蓋まで貫通する8つのビスが打ち込まれるという革新的なデザインでした。
素材もゴールドではなく、あえてステンレススティールを使用するという当時では珍しい切り口でファンを獲得していきました。
今回は長い歴史を誇るロイヤルオークの中でもとりわけ人気の高い39mmケースの15300STのレビューをしていきたいと思います。
2005年リリース!ロイヤルオーク 15300ST
【商品名】ロイヤルオーク
【型番】15300ST.OO.1220ST.03
【機械】自動巻 Cal.3120
【素材】ステンレス
【カラー】黒
【ケースサイズ】39mm
【防水性】5気圧
【国内定価】-円
【備考】2005年〜2011年
今回ご紹介するのは人気の黒文字盤です。
39mmケースの15300STのカラーは黒、白、青の3色です。レファレンスの末尾の数字の違いでカラーが分けられます。
15300ST.OO.1220ST.01(白)
15300ST.OO.1220ST.02(青)
15300ST.OO.1220ST.03(黒)
こんな感じでございます。
人気は青文字盤⇨黒文字盤⇨白文字盤の順でしょうか?とはいっても以前と比べてここ最近の出回りは激減しており、どの文字盤も高騰しています。
ディテールをみてみましょう!
自社ムーブメント Cal.3120
15300STに搭載されているムーブメントは自社開発ムーブメントCal.3120です。21,600振動のロービートムーブメントは安定感のあるムーブメントです。
自社製ムーブメントですが、ジャガー・ルクルトのCal.920がベースとなっているムーブメントです。
22金製の回転ローターにはAP ロゴと創業者両家の紋章が彫金されております。芸術的な彫刻は一見の価値ありですよ!
従来、ハイビートのモデルに比べてロービートは耐久性に優れる反面、精度が出にくのが特徴でしたが、Cal.3120に搭載されているジャイロマックステンプによって、高精度なロービートを可能にしました。
15300のバックルは観音開きのバックルでAPモチーフがあしらわれています。2007年頃にマイナーチェンジをしました。
長いAPモチーフバックルは前期型で短いAPモチーフは後期型となります。ちなみに画像は短いAPモチーフのため、2007年以降の後期型になります。
六角リューズに八角ケースのロイヤルオーク。ケースはサテン仕上げとポリッシュ仕上げの組み合わせで、洗練されたデザインとなっています!
きれいに面取りされている為、高級感がありステンレスとは思えない輝きがあります。
ロイヤルオークのブレスレットはヘアライン仕上げで、傷がつきにくい利点があります。繋ぎ目も細かく、コマも細かく丁寧に作り上げられているため、装着感はかなり良いです。
2017年2月現在の相場は?
【2017年2月頃の相場】
白文字盤⇨140万~145万前後
青文字盤⇨150万~160万前後
黒文字盤⇨145万~155万前後
【2018年2月現在の相場】
白文字盤⇨175万~185万前後
青文字盤⇨185万~200万オーバー
黒文字盤⇨180万~200万前後
この一年でさらにぐっと相場上がっています。個体数の減少が一番の理由だと思いますが、すでに生産終了モデルの為絶対数が増えることはありません。39mmという絶妙なケースサイズもまだまだ根強い人気があるので今後も目が離せません。
リストショット