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【腕時計レビュー】ブレゲ マリーンⅡ ラージデイト 5817ST/Y2/SV0 ブルー<時計怪獣 WatchMonster 2018/12 掲載記事>

2018/12/11



世界五大高級時計メーカーの一つとして数えられるブレゲ。そこで今回は生産終了モデルの人気のマリーンⅡ ラージデイト Ref.5817ST ブルーダイアルをレビューしたいと思います。


スイスの老舗ブランド "Breguet"

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ブレゲは時計界のレオナルド・ダヴィンチとも言われているアブラアン・ルイ・ブレゲが1775年にパリで創業した時計メーカーです。
『時計の歴史を200年早めた天才時計師』とも呼ばれており、顧客にはナポレオンやマリーアントワネットなど歴史的偉人も多いとされていました。凄いですね。
パーペチュアルカレンダーやトゥールビヨンなどの複雑機構の発明をしたのもブレゲです。まさに天才時計師です。
そこで今回はブレゲの代表作でもある、ラグジュアリースポーツモデルから"マリーンⅡ 5817ST ブルー"のレビューをしてまいりたいと思います。
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こちらは外箱。かなりデカいです。開けてみましょう。
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木箱使ってますよ。コストをかけているのが分かりますね。ヤフオクなんかだと箱だけでも2〜3万で売られてますからね。
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ご開帳。
ブレゲ マリーンⅡ 5817ST ブルーの登場です。

基本スペック

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【商品名】マリーンⅡ
【型番】5817ST/Y2/SV0
【機械】自動巻
【素材】ステンレス
【カラー】ブルー
【ケースサイズ】39mm
【防水性】100m
【参考定価】-
【備考】2004年発表モデル

ディテールをチェックしていきましょう

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マリーンは元々ブレゲがフランス海軍のマリン・クロノメーター(航海用精密時計)の制作に携わっていた事に由来しています。
"マリーン"というモデル名通り、海を連想させる意匠が見られるモデルでブルーダイアルは特にその印象が強いですね。
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5817STは2004年に発表された第二世代で通称『マリーンII』呼ばれているわけですが、今回ご紹介するブレスレットモデルは2005年に発表されました。
文字盤の"ヴァーグ"と呼ばれる波を連想させるギョーシェ装飾が施されています。これがまた美しい。。
職人がひとつひとつ手彫りで仕上げているので完成度が非常に高いダイアルです。
デイト表記は小窓を2つ並べた"ビックデイト"が採用されており見やすいですね。日付が切り替わる時に鳴る「カシャ」っていう音もいいですね。
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ケースバックは裏スケとなっており、中の機械も堪能できます。ムーブメントはフレデリックピゲ社製のCal.517GGが採用されています。
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22金製の回転ローター部分にも波模様のギョーシェ彫りをしています。こういう細かな作りも手を抜かないのがブレゲですね。
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最大の特徴のひとつでもある『コインエッジ装飾』は圧巻ですね。
ポリッシュ仕上げとなっておりますのでよりコインエッジの輝きがより引き立っています。
この厚めのケースが存在感を引き立てています。
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リューズは筆記体の"B"、リューズにも溝のような装飾がされ、リューズガードも波を連想されるカーブとなっています。
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マリーンといえばラバーストラップのイメージが強いですが、ブレスレットもかなりイケてますよ。
ブレスレットの中でも新旧があり、ご紹介しているモデルは旧ブレスとなっています。
中駒の長さが波をイメージした左右非対称のデザインとなっています。また、両側の外駒はサテン仕上げで中駒はポリッシュ仕上げになっています。なかなか高級感があっていいですよ!
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ブルー文字盤のブレスレットタイプの生産期間は2005年から2008年とわずか数年となっており、ブルーの生産終了に伴い登場したのが黒文字盤です。
ブレスレットが新型に切り替わったのが2014年なので、ブルーダイアルは旧ブレスしか存在しないという事になりますね。
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各メーカーがこぞって採用している"ブレゲ針"も素敵ですね。視認性とデザイン性に優れた針となっています。

リストショット!

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少しずつ市場での出回りも少なくなってきた5817STのブルーダイアル。トーンの落ち着いたブルーがなんともいえない雰囲気を醸し出していますね。

現在の相場ですと、箱・保証書付きで120万円前後が目安となっているでしょうか。ブルーは生産期間が短く、個体数も少ないので周りにちょっと差をつけたい方は是非検討してみてください。

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