2022/02/28 聖徳太子
アクアノートは、ノーチラスに次ぐパテックフィリップのスポーツウォッチとして健在しております。
発売から大きく変わらないデザインはまさに完成形と言えるタイムピースです。
今回はパテックフィリップ アクアノートの魅力についてご紹介いたします。
アクアノートはスポーティーなルックスとパテックフィリップらしい高貴な品格を持ち合わせたモデルです。
パテックフィリップのラグスポの金字塔ノーチラス着想を得た八角形ベゼルを採用し、丸みを帯びたモダンな印象に仕上がっております。
ノーチラスに続くパテックフィリップのスポーツラインで、より雲上時計でありながらもスポーティなルックスをしております。
このスポーツウォッチのディティールとして最高の視認性を確保されています。
力強いバトン針とクリアなアラビアインデックスはアクアノートのアイコンともいえる特徴です。
また、文字盤は立体的なエンボス加工が施されており、精悍な表情になるようパターニングされています。
特筆すべき点としてアクアノートのブレスバンドが挙げられます。
このブレスバンドは2種類以上の素材を組み合わせたコンポジェット素材でパテックフィリップが独自開発した素材です。
この素材は航空機、ロケットから人工骨など医療分野などにも耐えうる繊細なかつ強度を要する素材を使用。
水、摩擦、紫外線からのダメージに強い素材となっております。またケースは12気圧防水と高級時計らしがらぬ堅牢性を兼ね備えております。
まさにパテックフィリップの美意識と実用向けのスポーツテイストをうまくミックスさせたと時計といえますね。
このストラップのカラーバリエーションは豊富で、この遊び心もスポーツラインらしいポイントで人気の秘訣の一つです。
ケース素材もステンレススチールだけでなく、ホワイトゴールド、ピンクゴールドなど数多く展開されており、バリエーションが多く着用シーンの幅が広いことも特徴です。
初期モデル5060は1997年から一年の展開と幻のモデルとなっております。
35mmと小ぶりなケース径で文字盤のエンボス加工が深いことが特徴です。
ケース裏はソリッドバックになっており裏からムーブメントがのぞけません。
1998年からは38mmの5065と35mm5066の展開。
エンボス加工が少し浅くなり視認性が向上します。
このモデルからシースルーバックとなりキャリバー330SC / 315SCムーブメントが覗けるようになりました。
現行ステンレスモデルは5167Aです。
ケース径が40mmとなり、インデックス数字が大きく、メモリを小さくすることで視認性がかなり向上。
エンボス加工もさらに浅くなりかなりシャープな印象となりました。
ストラップの溝も浅くなり、現行モデルはより落ち着いたモダンなモデルとして健在しております。
まとめ
アクアノートは他にもコンプリケーションを設けたモデル、ベゼルにダイヤを配したレディースラインルーチェなど幅広く展開されております。
カーキカラーの登場などで近年注目度をますます上げているラインでパテックフィリップの中でも要チェックモデルです。
ではまた!