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AUDEMARS PIGUET / オーデマピゲの記事一覧へ


入手困難で大人気モデル! オーデマピゲ ロイヤルオーク エクストラシン 15202ST 実際に着けてみた!

2016/11/22



世界三大時計ブランドの一つのオーデマピゲ。 そんなオーデマピゲを代表するモデルがロイヤルオークです。 今回は、2012年にロイヤルオーク誕生40周年を記念して復刻した、『エクストラシン 15202ST』をご紹介していきます。


オーデマピゲとは?

1875年に創業。スイスの世界三大時計メーカーの一つ。
社名は経営者のジュール・ルイ・オーデマとエドワール・オーギュスト・ピゲの
二人の名前を合わせて考えられました。
創業以来、一度も創業家の手を離れたことのない時計メーカーとして一番長い歴史を持ちます。

また、オーデマピゲは100年以上前に制作されたどんなに古い時計や、正規・並行品に関係なく
オーデマピゲの製品であれば修理をしてくれます。

オーデマピゲの時計の価格は200万位~数億円になるものまで存在します。
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オーデマピゲを代表するモデルの『ロイヤルオーク』は、1972年に誕生しました。
当時の高級時計は、ゴールド素材が一般的でしたが、
ロイヤルオークはオールステンレス素材で、斬新で時計業界を騒がせました。

また、ベゼルを固定するネジをあえて見せる八角形のオクタゴン型デザインや、
ケースとブレスが一体化しているようなデザインも当時はないものでした。

オーデマピゲは40年以上前に『ラグジュエリー・スポーツ』という、
新たなジャンルを生み出していたんですね。
デザインを手掛けたのは、パテックフィリップの『ノーチラス』やブルガリの『ブルガリブルガリ』を、
デザインしたことでも有名なジェラルド・ジェンダ氏です。

オーデマピゲの愛用者はたくさんいます。
日本人だと、さまぁ~ずの三村・雨上がり決死隊の宮迫など。
海外だとタミーネーターでおなじみのシュワちゃん・
サッカー選手のメッシ・NBA選手のレブロンジェームズなどです。
数々のセレブリティーにも愛用されていて、オーデマピゲは世界的に人気時計ブランドです。

今回紹介するのは オーデマピゲ ロイヤルオーク エクストラシン 15202ST です

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初めに基本的なスペックです。

型番 15202ST.OO.1240ST.01
ステンレス素材
サファイアクリスタル風防
ケース径 39mm
ケース厚 8.1mm
重さ 115g
自動巻き Cal.2121
振動数 19.800
パワーリザーブ 40時間
50m防水
シースルーバック仕様
国内定価 2,430,000円
※エクストラシンの文字盤の色はこのブルー1色のみ
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こちらのロイヤルオーク エクストラシン 15202STは、
2012年にロイヤルオーク誕生40周年を記念して作られた復刻モデルです。
1972年の発売のファーストモデルのデザインや外装だけでなく、
内臓されているムーブメントまで忠実に再現されています。

オーデマピゲのロイヤルオークモデルの中でも非常に人気があり、
正規店ではすぐには入手不可能で、予約して数年待たなければ購入できる可能性はありません。
その為、並行店や中古品販売店では、定価以上のプレミア価格で販売されています。

ロイヤルオーク エクストラシンの文字盤を細かく見ていきましょう!

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12時位置にはオーデマピゲのロゴが、インクの滲みもなくキレイに印字されています。
オーデマピゲは結構この文字が滲んでいたり、ムラがあるものが多いのですが、
この個体はかなりキレイです。

私が以前持っていたオフショアも、結構滲んでいて最初ニセモノかと思いました。
ブランドロゴの下には、自動巻きである証拠に『AUTOMATIC』の印字もあります。
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6時位置には、ブランドのオーデマピゲの略称『AP』の文字が配置されています。
現行品の15400や1世代前の15300は12時位置に設置され、ロゴの大きさも変わってます。
ロイヤルオークファンの中でもロゴの位置や大きさは好き嫌いが分かれます。

エクストラシンはロゴが6時位置にあって、比較的小さく控えめに設置されているのは、
1972年当時のモデルを再現しているからです。
ちなみにこのパーツはホワイトゴールドで作られています。
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文字盤は、プチ・タペストリー仕上げのブルーダイヤル。(黒っぽく見えますが青色文字盤です)
シンプルなホワイトゴールド製のバーインデックスはルミネサント加工されているので暗闇で光ります。
全体的にシンプルなデザインが、クラシックな雰囲気と高級感を生み出しています。

ロイヤルオークの外装を見ていきましょう!

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パッと見は、ベゼルのネジがむき出しの八角形でゴツゴツした地味な時計に見えますが、
そこは世界三大時計メーカーの名門のオーデマピゲ。
細かい所を見ていくと、高級時計メーカーの名に相応しい仕上げや加工技術が分かります。
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ベゼルは、正面はヘアライン仕上げで、側面はまったく曇りやゆがみのない鏡面仕上げ。
機械にはできない繊細な作業を要するので、熟練の職人が手作業で仕上げていきます。
ベゼルを磨くだけでも何十もの工程が必要なほど、手間暇かけて仕上げられています。
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ケースの角はエッジが効いていて、シャープでトゲトゲしいですが、
パーツごとに全てキチンとフチどり仕上げがされていて、
実際に触れてみると、とてもなめらかですばらしい仕上げです。
触ると気持ちいい位なので、何度も私は触ってしまいました。笑
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ケースはサイドはキズが目立ちにくいヘアライン仕上げ。
リューズには『AP』ロゴが入ってます。

ロイヤルオークはそのシャープなデザインの為か、
リューズガードがないので、リューズ破損のリスクが高くなるので少し心配です。
あとは、リューズが比較的小さいので、指が太い人は操作しずらく感じてしまうと思います。
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ケース厚は8.1mmと極薄です。
試しにえんぴつとくらべてみましたが、ほとんど同じ位の厚さでした。

手巻き時計なら、ローターがない分薄くできますが、
このロイヤルオークは自動巻きなので技術力の高さが分かります。
時計は薄く作るには高い技術力が必要なのです。
実際、安物の時計は分厚い時計が多いと思います。
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ブレスもケース同様、薄く作られています。厚さは10円玉約2枚分でした。
薄い分、耐久性が心配ですが、触ってみた感じしっかりとした作りで、
ブレスのヨレも心配しなくてもよさそうです。
この薄いブレスが時計を着けた時に腕にピッタリとフィットし、抜群の着用感を生み出します。
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バックルは、観音開きタイプのシングルロックタイプ。
『AP』のロゴが大きく彫られていて高級感があります。

ブレスの駒はロレックス等の他のブランドにくらべて、駒一つ一つが小さく作られています。
これが時計を着ける人のどんな腕の太さにも対応でき、
駒の薄さと相まって抜群の装着感を生み出します。
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上下のプッシュボタンを押すと、簡単に外せます。
クラスプ部分にはオーデマピゲのロゴが小さく入っています。
普段着けていたら分からない場所にも手を抜かないのは、さすが名門時計ブランドです。

付属品を見ていきましょう!

外箱

外箱

内箱

内箱

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外箱は緑色の無地で、内箱は緑色で木目調。
内・外箱の両方ともブランドのロゴマークだけ印字されたシンプルなデザインです。

オーデマピゲもロレックス同様、年代やモデルによって箱のデザインが違います。
中でも著名人とのコラボレーションモデルなどは、とてもユニークなデザインの箱が存在します。
保証書・冊子

保証書・冊子

保証書

保証書

保証書と説明書は分厚くしっかりとした作りです。

オーデマピゲ ロイヤルオーク エクストラシンの現在の相場は?

2016年11月16日現在、ネットで検索してみると、中古品だけ5本だけ在庫がありました。
以前と違って、相場が落ち着いてきていて、定価の2,430,000円を下回る金額で購入可能です。
中古品が下記のような値段なので、新品は恐らく定価以上でしょう。
トケマー 2016年11月16日現在

トケマー 2016年11月16日現在

楽天 2016年11月16日現在

楽天 2016年11月16日現在

エクストラシンのようなレアモデルはとても動きが速い商品なので、
今日あっても明日には売り切れてしまうような事は多々あります。
自分の探していた条件にあう個体に出会ったら、なるべく早い決断が必要です。

まとめ&ロイヤルオークの良い点・悪い点

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ロイヤルオーク エクストラシンの悪い点

・全体的にシンプルで地味なので、時計を知らない人には、
 200万オーバーの高級時計だと分かってもらえない可能性大
・欲しいと思ってもすぐに購入できない
・ステンレス製で2針の時計なのに高額(他のブランドなら金無垢も買えちゃいます)
・リューズが若干小さく、操作しずらい
・カラーバリュエーションが青しかない
ロイヤルオーク エクストラシンの良い点

・単純にデザインがカッコイイ
・ケースサイズ39mmは、大きすぎず、小さすぎないちょうどよいサイズ
・軽くて、薄く着け心地がバツグンに良い
・オーデマピゲの中でもレアモデルなので、人と被らず、優越感を味わえる
・2針でシンプル構造なので、比較的メンテナンス代を抑えられる
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回ご紹介した、オーデマピゲ ロイヤルオーク エクストラシンは、良い点も悪い点もありますが
素晴らしい時計であることは間違いないです。

最近、為替が円安傾向に振れているので、相場が上がる可能性があるので購入はお早めに!

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