#SpeedyTuesday スピードマスター リミテッドエディション 42mm “ウルトラマン”
2017年1月、SNSのムーブメントがメーカーを動かしました。
毎週火曜日にハッシュタグ「#SpeedyTuesday」を付けて愛用のスピードマスターを投稿するのです。
世界中のスピードマスターファンがこの動きに賛同し、2012年のスタートから5年経過した時点で42,000件もの投稿がありました。
因みに現時点(2018.07)で113,000件もの投稿になっています。
記念モデルの登場で更に浸透し参加するファンが増えていますね。
昨年の記事ですので、よろしければこちらもご覧ください。
1967年に発表されたオメガの「ムーンウォッチ」は、日本のテレビ番組『帰ってきたウルトラマン』に登場して以来、コレクターの人気を集めています。今回、あの人気のクロノグラフが、世界限定2,012本の#SpeedyTuesdayの特別モデルとして新たに蘇ります。
そして昨日、2018年7月10日。
日本時間13:00にオメガの公式SNSで告知された「赤いクロノグラフ針」の画像とハッシュタグ「#SpeedyTuesday」。
今年も来るのか!と皆わくわくしたに違いありません。
VIPの方々には別途ご連絡があったようですが19:00に予約ページが出るのを知っていたのは世界で何人くらいいたのでしょう?
前作の4時間15分43秒を大きく上回るスピードで今回も予約完売。
おそらく数十分だったかと思います。
現在はキャンセル待ちの状態。
僅かの望みですがチャンスはゼロではないかも知れません。
下記リンクから登録可能です。
Speedmaster リミテッドエディション 42mm “ウルトラマン” 311.12.42.30.01.001 767,000円(消費税込)
それでは今年の限定モデルを見ていきます。
基本ベースは現行スピードマスタープロフェッショナルと同じ42mmのケースに手巻きキャリバー1861を搭載しています。
今回も2012本の世界限定です(2012年にスタートした#SpeedyTuesday投稿)
ところどころ1967年にリリースされた一風変わったST145.012"ULTRAMAN"をオマージュし、特別感を演出していますね。
やはりブラックダイヤルにオレンジカラーが映えます。
※帰ってきたウルトラマン内で使用されたのは1970年代のこと
さて、昨日突然の発表だった#SpeedyTuesday限定モデル。
2017年は1月10日でした。
2018年は7月10日。
1年6ヵ月先となったのは何故でしょうか?
2018年の7月10日は「火曜日」である。
そして7月10日が「ウルトラマンの日」でもあったからです。
おそらく2017年が50周年だったウルトラマンスピードマスターですが、この事実に気づき2018年に企画を持ち越したのだと思います。
2017年の7月10日(月)に出しても良かったのかも知れませんが「#SpeedyTuesday」モデルにはできなかったので諦めたのでしょう。
SNSで広がる特別感や、買い方を特別なものにする#SpeedyTuesdayオンライン予約システムは現在の「ショッピング」の新しい形ですね。
買い方までもプレミアムな演出をするのが成功の秘訣だそうです。
私もいつもナイキやシュプリームなどに踊らされています(笑)
地球防衛チームMATの制服カラーであるオレンジ/ブラックを採用したインパクトあるデザイン。
オリジナルのST145.012には無い「3分」を測るオレンジカラーが30分積算計に塗布されています。
3分しか地球で活動できないので、しっかり測っていれば安心ですね。
Speedmasterの文字も、5分毎のミニッツポイントもオレンジカラーを採用しています。
3分。
段ありダイヤルにアプライドのオメガマーク。
キャリバー321が搭載され左右非対称ケースの4世代目のモデルを踏襲しています。
UV 紫外線ライト(ブラックライト)を照射すると9時位置のスモールセコンドに浮かび上がる帰ってきたウルトラマンのシルエット。
円谷プロファンには心憎い演出となったでしょうか。
私的には「要らない」かも・・・と(笑)
せめてケースバックにウルトラマンのレリーフがあれば良かったな。
着用画はこんな感じ。
付属のNATOストラップも文字盤に合わせブラック/オレンジになっています。
因みに7/10は「納豆の日」でもあるので、ナットー、ナトー、NATOストラップ仕様になったのかも知れません(違います)。
ケースバックにはいつもの刻印と#SpeedyTuesdayの限定刻印があります。
タキメーターの「90」の上にドット(ポイントマーカー)があるのもヴィンテージスピードマスターを踏襲していますね。
ウルトラ警備隊が使っていた斬新なテーブルをイメージした六角形のボックス。
ブラックカラーの交換用レザーストラップと、UVランプ付き“ベータカプセル型”ストラップ交換用ツールが付属するそうです。
できたらもう5万円高くても良いのでスティールブレスレットにして欲しかったな。
