地上高度約10~100 km の大気層「中層大気」は地球環境や気候変動においても重要であり、特に北極域は地球温暖化が最も顕著に進行するといわれる地域であるが、一方、中層大気の観測手段が限られていた。
「アラスカプロジェクト」は、北極域の大気環境の理解と対策に資する多面的な観測手段を電磁波技術で実現するためにアラスカ大学などと国際共同で進められてきた。
要は、
「北極域(アラスカ)が地球の環境変化や気候変化が
分かりやすく表れるところなので、そこの付近の大気環境について、
いろいろな面から観測しよう」
という意味・・・で、あってますかね?
アラスカプロジェクトで開発された試作品を、2008年に復刻版として忠実にオメガが再現!
-148℃~260℃まで耐える驚愕の耐久性をもった時計です。
実際のアラスカの気温は、最高気温40度はいかない位、最低気温は過去最低でもマイナス62度。
過去の地球上最低気温で調べてもマイナス約93度(ちなみに南極らしいです。)。
地球上の最高気温でも58.8度(非公式だと70度があるとかないとか)位なので、
基本地球上のどんな温度変化にも耐えられそうですね。
■凍結で車は滑らない。
車が滑るのは、路面の「氷が溶けた水」が滑るのだが、マイナス30℃を下回ると、氷は全く溶けないので滑らないらしい。土とかと同じ感覚らしい。
■トイレが臭わない。
排泄物は一瞬で凍りつき、空気中に匂いが漂うひまがないらしい。
■洗濯物は凍らせて乾かす。
外に干した途端に、洗濯物はすぐに凍る。完全に凍ってしまえば、衣類の水分は全て氷になり、表面に霜となって浮き出てくる。その霜を払い落とせば、それで乾いたことになるらしい。
■風邪は引かない。
カゼなどのウイルスも生きていけない環境ゆえに、風邪をひくこともないらしい。
などなど。
オメガではあまり多くない白文字盤のスピードマスタープロフェッショナル。
この文字盤は、太陽光の反射を軽減する特殊なホワイトダイヤルになっています。
付属のホワイトストラップを装着すると、ブレスとはガラッと印象が変わりますね。
しかし、よく見ると私たちが知ってるスピードマスターとあまり変わらない気がします。
とてもマイナス148度に耐えられそうに見えません。
トップ画像にしれっと乗っているのですが、付属のアルミケースを装着するとこうなります。
装着して初めて、先に述べた-148℃~260℃に耐えうる驚異の耐久性を持ちます。
とても時計とは思えない無骨さですね。
付属のアルミケースを30度ほど回転させると開きます。
何と簡単な。
これであの驚異的な耐久力が発揮できるらしいです。
正直信用できなかったので、オメガのサービスセンターに確認しましたが、
「実験済みですので、記載ある範囲内であれば耐久できます」と解答されました。
もう一言。「あくまで【気温】で」、だそうです。
でも、オメガすごいです。
特性収納BOX内に限定証明書、アルミケース、替え用ホワイトストラップ、専用交換用工具、取扱説明書があり、コレクターズアイテムとしても充実してます!
白文字ブレスとしても楽しめて、
白ストラップを付けても楽しめて、
アルミケースを付けても・・・はどうか分かりませんが、
3つの顔を持つスピードマスター。
オメガの限定品の中でもかなりインパクトのあるモデルとなってます!
なかなか店頭で見る機会も少ないと思いますが、