3針 Get You
ハイ、今回の記事は「機能は時分針+秒針の3針のみ」「デイトもねぇ、ベゼルもねぇ」です。
潔くシンプルであるがゆえに美しい、それでいて2針モデルよりは「動いてる、生きている感」があって着けていて見ていて楽しい、それが「3針モデル」なんです。
おのずと故障個所が少ないがゆえに耐久性も複雑な機構をもつモデルよりあり、メンテナンス費用も比較すると安上がり。
それでいて飽きないデザイン性。
良いとこ尽くめでしょ?
と、言うことで今回は「1本は持っていようYO!3針モデル」と題しまして(題してないけど)私の好きなモデルをピックアップしていきます。

220.10.38.20.01.002
1本目。
いや~今年は本当に1957トリロジーに心躍らされましたね。
そんなオメガ一押しシリーズから「レイルマスター」です!
シンプルで耐磁機能がこっそりオマケに付いています。
特徴的な「ブロードアロー」と3.6.9.12のアラビアダイヤル。
ミリタリー調な雰囲気も味わえますが、実は鉄道員など向けのマスターモデルなんです。
さて、コレ欲しい!となった方。
730,000円(税抜)が国内定価です。なかなか高いですよね。
でも新品だと定価以上の可能性もあります。
なにせ限定生産なので今年買わないと、もう新品で買うチャンスは大きく減ります。

116400
いやいや、そんなレアモデルじゃなくても良いよ!と言う方にはロレックスの耐磁機能のオマケつき3針モデル「ミルガウス」は、いかがでしょうか?
しかも3本目の針がオレンジカラーのイナズマですからね。
で、このミルガウス116400なんですが、残念ながら生産終了品(笑)
これまた新品で買うには、ちょっと厳しい状況です。
中古でも良いや!って言うのであれば、トケマーで50万円代で売っていますよ。

114270
中古で50万円は高いんじゃない?って言う方。
3本目は、かつて大人気モデルだったコレ「エクスプローラー 114270」は、いかがでしょう?
シンプルなスポーツモデルの頂点として2000年代に大いに盛り上がったエクスプローラー。
今でも格好良いな~。
でもですね、流行り過ぎたせいか今結構安いんですよ。
同時期に製造された他のスポーツモデルが高騰する中、40万円代でゲットできますからね!
しかも36mmのサイズ感は本当にグッド!
グッドをゲットですYO!

SBGX093
おいおい、中古なのに40万円かよ?と言う方へ。
4本目は我らがセイコーから、これまた耐磁性のオマケつきグランドセイコーです。
SBGX093はデイト表示のないクォーツタイプのグランドセイコーで、今年生産終了になり次世代機SBGX293にモデルチェンジしています。
和製ミルガウスと呼ばれるイカしたモデルです。
中古なら20万円、後継モデルの新品なら340,000 円+税で売ってます。
耐磁性と3針モデルの相性は良いんですかね?
デイト窓から磁気が入っちゃうとか、そんな問題なんですかね?

3796
値段なんてどうでも良いよ!と言うお金持ちのアナタ。
5本目は「いつかは欲しい」パテックフィリップのカラトラバ 3796はいかがでしょうか?
急に高級時計しかもドレッシーなモデルですねぇ。
クラシカルなモデルには2針3針タイプが多いですもんね。
少し古いモデルですが100万円くらいからうられているでしょう。
シンプルだからこその美しさをもっと感じられるモデルと言えます。
後継機の5196は200万円近いので、なかなか手が出せませんし、大きくなったので好みが分かれます。

232.025
更にマニアックになりますが、美しさを追求するのであれば、ランゲ&ゾーネのリヒャルト・ランゲはいかがでしょうか?
文字盤側こそシンプルで特徴がないですが、シースルーバックから覗くムーブメントが良いですね。
3/4はプレートで覆われてしまっていますが、プレートの仕上げもキレイですし、わずかに覗く心臓部も美しいのです。
因みに....
プラチナ製なので、おいそれとは買えない価格ですからね。

PAM00115
今度は買えるプライスレンジのパネライです。
44mmルミノールマリーナー手巻きモデルは、スモールセコンドですが3針デイト無しタイプ。
ケース素材やダイヤルバリエーションなど、いくつもあるので気になるモデルをチョイスすると良いです。
因みに私は、レフティを選びました。
左手の手の甲にリューズガードが当たらないようにね!

270.140.542
ぱっと見、このレベルソは3針モデルに見えますよね?
でも実は時計の裏面にも時計があるので合計6針なのでした!

114060
このサブマリーナーもデイト表示無いんだけど、回転ベゼルがあったら3針モデルとは呼ばれないみたい!
まとめ

アンコン
ワンナウト一塁なんてケースがありましたら、どうか思い出してください。
時計の世界にも、三振ゲッツーがあったことを。
それ、
チェンジだな。