ブライトリングの新たなCEOはジョージ・カーン氏!
はじめにブライトリング新CEOのジョージ・カーン氏の経歴を少しご紹介したいと思います。
キャリアのスタートはクラフトゼネラルフーズ(現"モンデリーズ・インターナショナル")でした。アメリカの飲食、飲料業界の大手です。みなさんも一度は食べたことがあるであろうお菓子の『オレオ』や『リッツ』『メントス』などを作っている会社ですね。
その後1992年に"タグホイヤー"に移籍し、本格的に時計業界に参入しました。
2002年に36歳という若さでIWCのCEOに就任し、2016年まで務めあげ、IWCというブランドを再建した実績をもつ凄い経歴の人なんです。
そして、昨年リシュモングループであるIWCからブライトリングに迎え入れらる事になります。そこで今回はカーン氏がCEOとなって初となるコレクションモデル"ナビタイマー8"の魅力に迫りたいと思います。
ナビタイマー 8 B01
まずは自社開発製造ムーブメント"キャリバー01"を搭載した、ナビタイマー 8 B01のご紹介です。
今までのナビタイマーとは雰囲気がガラッと変わったナビタイマー 8。回転計算尺を備えないため見た目がよりすっきりとしています。
このモデルのデザインは1960年代のパイロットウォッチから着想を得て作られたモデルとなっており、ナビタイマー 8のフラッグシップモデルといえます。
ケースサイズは43mm、パワーリザーブ約70時間となっており。バリエーションはステンレスモデルはブルー、ブラックの2色。K18ローズゴールドモデルはブロンズカラー。どれもイケてますよ!
ナビタイマー 8 クロノグラフ
続いては"ナビタイマー 8 クロノグラフ"。ナビタイマー 8 B01"との違いはインダイアルの配置です。またこちらのモデルはデイト機能と曜日機能のもついた便利なモデルです。
また、ナビタイマー 8 B01 と比べて価格もお手頃で、SSブレスで定価640,000円(税抜)、革ベルトで定価600,000円(税抜)となっています。
こちらは定価700,000円(税抜)のブラックスチールモデルです。クロノグラフモデルはキャリバー13搭載でパワーリザーブは42時間となっています。機能はB01に劣りますが、プライスは魅力的なのでこちらもおすすめです。
ナビタイマー 8 オートマチック
お次は"ナビタイマー 8 オートマティック"。今回発表されたコレクションの中でも『最もシンプル』なこちらのモデル。
1930年代から40年代にブライトリングが生み出したデザインそのまま踏襲したこちらのモデルはパイロットウォッチの原点とも言えるデザインであらゆるシーンで活躍することでしょう。
ブライトリングキャリバー17を搭載したこちらのモデルはパワーリザーブ約40時間で、ケースサイズは少し小ぶりな41mmとなっています。日本人の腕にはしっくりくるサイズではないでしょうか?
定価はブラックスチールモデルで定価550,000円(税抜)、 SSブレスが460,000円(税抜き)、レザーストラップモデルで420,000円(税抜)となっており、価格もかなり魅力的です。
ナビタイマー 8 ユニタイム
まだまだいきますよ!次は"ナビタイマー 8 ユニタイム"コレクションの中では一番従来のナビタイマーにデザインが似ているモデルといえますね。
"ユニタイム"ってあまり馴染みのない言葉ですが、世界24都市の時刻が瞬時にわかる機能の事で、『ワールドタイム』と同意です。
このモデルは1951年に誕生したブライトリングの伝統的なワールドタイムの称号である"ユニタイム"を受け継ぐモデルとなっており、往年のブライトリングファンにはたまらないモデルではないでしょうか?
カラーバリエーションはブラックとシルバーの2タイプ。個人的にはシルバーがグッときますね!視認性はブラックの方が良さそうですが、サンレイ仕上げのシルバーにそそられます。販売開始は今秋の予定。待ち遠しいですね。
ナビタイマー 8 デイデイト
最後は"ナビタイマー 8 デイデイト "。伝統のパイロットウォッチとしてのデザインはそのままに、実用性を追求して作られたこちらのモデル。
シンプルなデザインながら、機能も充実した"ナビタイマー 8 デイデイト "は完成度の高い一本です。カラーバリエーションはブラックとブルーの2色、さらにSSブレスとレザーストラップに分かれているので使い勝手も良さそうです。
定価はSSブレスで490,000円(税抜)、レザーストラップモデルで450,000円(税抜)。これは安い!
最後に
航空界との深い関係を持つことで知られているブライトリングが、今年、新しいパイロットウォッチ・コレクション『ナビタイマー 8』をリリースしました。
従来の伝統を継承しつつ、現代の要素も取り入れた新しい"ナビタイマー 8 コレクション"は今後、ブライトリングの主軸を担うモデルとなっていくのではないでしょうか。実機を見る機会があればまた、レビューしたいと思います。