セイコー・リクラフト SNKN01

SNKN01
スペック
ムーブメント:7s26
ケース直径:43.5mm
革ベルト(ラグ幅24mm)
ハードレックスガラス
5気圧防水
2014年頃?と比較的最近の発売ながら、どことなく懐かしさを感じさせるフォルム。
セイコーUSAのサイトで紹介されているように、主に欧米圏などで展開している(していた)シリーズのようです。クラシカルな雰囲気を残しつつ洗練されたデザインが魅力的。
この「リクラフト」というシリーズ、機械式以外にもクォーツ(ソーラー)、キネティックなどの入り混じったラインナップとなっており、デザインも多彩。
その中でも特に個性的なシルエットのこのモデルは人気があるようで、日本でも楽天・amazon等で発売されていました。(現在は売り切れの所が多数)
MY SNKN01

SNKN01
via くろ
私が購入したモデル「SNKN01」はセイコー5などと同じ機械式ムーブメント・7s26を搭載した自動巻き腕時計。値段もおよそ1万2~3千円台とそこそこリーズナブルです。
特筆すべきはやはりケースのシルエット。60~70年代を思わせる大柄なザブトン型クッションケースが抜群の存在感を放っていますが、それに加えてケース内周の水色と、秒針のオレンジの組み合わせがよりレトロ感を際立たせてます。

SNKN01
via くろ
オリジナルの革ベルトから金属ブレス(エンジニアタイプ)に変更。ラグ幅が24mmと標準よりも広くなっているため、その幅に合うブレスも必然的に通常より重いものになってしまいます。
見た目は悪くないけど、ずっと着けてるとさすがに疲れるかな…。

SNKN01
via くろ
やはり普通の金属ブレスでは重さがどうしても気になったので、インスタグラムで同モデルの画像を載せている他のユーザーさんの投稿を参考に、シャークメッシュブレスに変更。
シャークメッシュはダイバーズウォッチなどに装着するものというイメージがあったので、こいつに合うかな…と若干いぶかりつつ付けてみたら案外いい感じに。レトロな雰囲気がより際立った感じがします。普通の金属ブレスよりもだいぶ軽くなったので着け心地もアップ。いう事なしです。
私は汗っかきなので革ベルトはなるべく避けたい派ですが、気にならない方は革のままか、ナイロンベルトに変更してみても似合いそうです。

SNKN01
とにかくデカくて目立つこの時計、着けていたら目を引くことは請け合い。基本的にシンプルで小ぶりな時計が好きな私ですが、これくらい個性の強い腕時計も味があって、たまにつけてみたくなります。
バリエーション

SNKN02
ゴールド一色のモデル。針やインデックスもゴールドで合わせられていて上品な雰囲気を漂わせていますが、実物のゴツさを考えると存在感もかなりのものになりそう。
これを着けこなすのはかなりハードルが高そうです。ある程度人を選ぶ時計といえるかも。

SNKM97
これも根強い人気があるグリーン文字盤+金属ブレスモデル。グリーンとゴールドのツートンというのもなかなか個性的ですが、なんとなくSARB017セイコーアルピニストを思わせる組み合わせです。
SNKN01とはまた別の趣きのレトロさがありますね。

SNKN37
雰囲気がガラっと変わったアラビア数字インデックスのモデル。レトロさより落ち着きが感じられるデザインになっており、これはこれでイイ!
ケースデザインは気に入ったけど、ちょっと派手すぎるから気が引けるかな…という方にも(比較的)勧められるかな…と思います。
最後に

SNE448
今回は機械式・SNKN01をご紹介しましたが、リクラフトシリーズには他にもバリエーションが多数あります。
海外の腕時計ユーザーが好みそうなハッキリとした顔立ちの個性派モデルが大半ですが、こういうのが好きな人は日本にも少なくないと思うので、是非チェックしてみてください。
上述したように日本国内ではほんの一部しか取り扱われていないため、購入にはeBayなど海外の通販手段を使う必要がありますが、意外と気に入るものが見つかるかも知れません。