セイコーから、80年代後半90年代初期のクォーツ・クロノグラフ7T42-7A01です。
スティール製7T42-6A01の、チタンバージョンで非常に軽く、耐傷性に優れていますね。
そこそこ古いのにキレイでしょ。
デザインも素敵ですねぇ。
とくに文字盤のカラーリングと、角ばったプッシャーが近未来的。
と言うより70年代のデザインっぽくて好きです。
こんな箱に入っていますが、このモデルのではなさそうですね。
セイコースポーツと言うラインです。
チタン製のボディは、当時では珍しいし高価だったでしょうね。
SSの7T42-6A01(SBBR003)が33,500円に対し、チタンの7T42-7A01(SBBR001)は76,000円と言う倍付けの定価でした。
サファイアクリスタルを搭載した本格スポーツモデルで、
アラーム付クロノグラフ、スクリューバックで防水性(10気圧)もあります。
ケースサイズは40mmほど。
なかなかスポーティで良いサイズ。
フィット感は良いです。
チタングレーダイヤルに、赤/オレンジが映えますね。
インダイヤルはブラック。
キズが付きにくく、本当にキレイですね。
こちら右側になります。
四角いプッシャー、2時位置がスタートボタン
3時位置は普通の竜頭
4時位置は6時インダイヤル用、アラームON/OFF(2ヵ国表示にも使える)
純正の3連プレス。
バックルのSEIKOが格好良い!
10時と8時のプッシャーも四角い。
10時がリセット。(2時プッシャーがスタート/ストップ)
8時がアラームを1分進める・・・のかしら?
現在の中古相場が30000円程度から。
バックルはチープ。
必要充分。
今ではアナログのクォーツクロノグラフはまったく珍しくもありませんし、さほど人気もないでしょう。
皆がこぞって買って着けることもありませんね。
しかし、ジウジアーロデザインの復刻などは人気が未だに高いようです。
スピードマスターと言えば、オメガのムーンウォッチを思い浮かべる方も多いかと思います。
が、セイコーのスピードマスターも世界初の多機能(アナログ)クォーツウォッチとして歴史があります。
Cal.7A28が誕生したのは1983年。
1984年にはイギリス空軍が初めてクォーツウォッチを採用したのがこのCal.7A28になります。
イタリアの世界的デザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロによるインパクトあるデザインでより正確な計測を可能にした。