社会人3年目だった2013年の12月。
ちょうど冬のボーナスが出た後で、漠然と「高級時計」と呼ばれる品を買おうと
思っていた私は、東京都内における腕時計のメッカ「中野」を散策していた。
購入候補の筆頭は「ROLEX」。
しかし、私の周りには「ROLEX」を着用している先輩・上司がたくさんいた。
心のどこかで「誰かのマネみたいになるのはなぁ・・・」なんて思っていた。
ブロードウェイ内にある時計店を、何店舗か回っていたところでこいつと遭遇。
聞けば、その日に納品された品だという。
・・・運命を感じた。一目惚れした。
私は速攻でゆうちょのATMへ行き、現金一括で即買いしたのであった。
中古で318,000円。
当時、ペラッペラの平社員だった私には、とてつもなく大きな買い物であった。
<グランドセイコー> メカニカルGMT 10周年記念限定モデル
品番 :SBGM031
希望小売価格:483,000円(税抜き460,000円)
ケース素材 :ステンレススチール
回転錘素材 :チタンおよびタングステン
バンド素材 :クロコダイル
ガラス素材 :ボックス型カーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)
裏ぶた :シースルーバック(ガラス素材:サファイアガラス)
防水性能 :日常生活用防水
サイズ :〔ケース外径〕39.5mm 〔厚さ〕13.7mm
発売日 :2012年8月24日(金)
販売数量 :限定1,000本(日本国内販売予定数量800本)
こいつの魅力はなんといってもそのスペック。
39.5mm幅の気持ち小さめのケース。
(ROLEXの有名どころ「デイトナ」「EXⅡ」「サブマリーナ」などのケース径は40mm)
たったの0.5mm幅であるが、与えるイメージは大きく違う。
私のように体が小さめの男性にはピッタリ。
(ちなみに私の身長は168cm。
身長を聞かれたら「170cmあるかないか」と答えるのが常だw)
文字盤色は、グランドセイコーのブランドカラーである濃い紺色。
その「グランドセイコーブルー」仕上げに映える黄色のGMT針。
ベルトも、文字盤色に合わせた紺色の高級感漂うクロコダイル革製。
72時間というタフなパワーリザーブ。
1000本限定というプレミア感。
この価格で購入出来る自動巻きの腕時計としては、
十分すぎる内容を携えていることは言うまでもない。
さすが「社会に信頼される会社」SEIKOさんである。
こいつに一番惹かれた点が、裏ぶたの「シースルーバック」。
これだ!
文字盤色とはある種対称的な、
発色の良いブルーのローター(回転錘)に宿る「獅子の紋章」。
この青色、チタンを素材に陽極酸化処理を施し、仕上げた「特別仕様」らしい。
デザインモチーフは「新たなステージへの飛躍を象徴する羽根」。
グランドセイコーの礎を築いた「メカニカルGMTモデル」の10周年を記念し、
今後の更なる飛躍を誓う、SEIKOさんの強い「大和魂」がそこには感じられる。
そのローターからチラ見せする、ムーブメント。
内側で確かに感じる、時計としての生命力。
うーむ、実に魅力的。
本当に愛しい限りである。。。
・・・この時計、本当に良い。とても優秀。
少し話がそれるが、わたくし幼少期から、割とお熱な
「西武ライオンズ」ファンであり。。。
そんな私には、極めてピッタリな時計である。
文字盤色、裏ぶたに宿る「獅子」、ローターの色。。。
(オリックスっぽいなんて声もチラホラ聞きますが・・・うるせぇw)
私のようなライオンズファン、ライオンズ以外の野球ファン、
野球を好きではない時計好きの方、時計を好きでないあなたにも
自信を持ってオススメしたい。
ちなみに、画像のベルトはヨドバシカメラにて別注したもの。
(・・・もともと付いている、クロコの革ベルトが汚れ、ダメージを受けると
質屋さんなんかで売る時に、査定が下がるって中野の時計屋さんが仰っていたっけ。
売る気は今のところ、全くないけどね。)
ベルトの色や、素材を変えることで、与えるイメージもガラッと変わるあたりも素晴らしい。
文字盤の配色も、濃紺に黄色のワンポイント(GMT針)が入ることで、
ドレスウォッチの割には、ポップな印象を受けることから、オールシーズン、
フォーマルにはもちろんのこと、カジュアルにも着けこなすことが可能。
もうすぐボーナスというあなた、
私のように、ボーナスでの購入を検討してはいかがだろうか?
あなたの日々に素晴らしいSEIKOを。
私はSEIKOが大好きです・・・(卑猥な意味ではありませんよw)
以上。
どうもすんません!