
もくじ ※興味のある所だけご覧ください。
グランドセイコー買ってしまいました
購入モデル グランドセイコーSBGR099
購入経緯
実際にグランドセイコーSBGR099を使ってみて
姉さん事件です!調子が悪いです!
磁気帯びの磁気を抜いてみる
トケマーで見つけた気になるグランドセイコーいろいろ
まとめ
グランドセイコー買ってしまいました
前回記事でスクラッチくじで50万がもし当選したら是非欲しい時計のうちの1本としてグランドセイコーSBGA001を取り上げましたが、そこからグランドセイコー熱がどうにもとまらなくなり、別のモデルではありますが、購入してしまいました。

トリプルリーチも・・・
前回記事で取り上げて、グランドセイコー熱が燃え上がってしまったモデルはこちら。
もちろんくじが当たっていませんので、予算の問題があります。
なので、本当は前回記事で取り上げたグランドセイコーSBGA001を購入したかったのですが、そちらは予算的に許されず、泣く泣く諦めました。
まだ在庫が残っているので、他のモデルを購入した今でも「いいなぁ」と時々眺めています。
追記:と思っていたらとうとう売れてしまいましたね・・・。安かったもんなぁ・・・。
未練たらたらですが、切り替えて・・・。前述したとおり予算の都合もありましたので、今回はいろいろな時計屋さんで行っている36回無金利ローンを利用してみました。
購入モデル グランドセイコーSBGR099
ブランド:セイコー
定価:486,000円
型番:SBGR099
文字盤:シルバー文字盤
ムーブメント:自動巻き(手巻き付き)【9Sメカニカル】
振動数:28,800振動
パワーリザーブ:約72時間
ケースサイズ:42mm
素材:ステンレス
防水:日常生活用強化防水(10気圧)
耐磁:あり
その他:
・裏蓋に獅子の紋章つき
・シースルーバック
・ハック機能付き
・3針デイト無し
「裏蓋に獅子の紋章つき」
って、言われても
「シースルーバック」
なんだからつけようがなくない?シースルーバックじゃないモデルと間違えた記載ミス?
と思ってなんとはなく裏蓋のサファイアガラスを見ていたら・・・。
「あっ、なんか模様ある・・・。獅子だっ!!」
と新しい発見をしてしまいました。サファイアガラスに特殊印刷?されているみたいです。

かろうじてSeikoの文字と尻尾だけ
購入経緯
繰り返しにはなりますが、スクラッチくじが当たらなかった私でも購入できたのは36回分割払い無金利キャンペーンを利用したからです。
※私が購入した店舗は既にキャンペーン期間は終了しておりました。

こんな感じで当たっていれば・・・
しかも新品を定価で購入したのではなく程度の良い中古品を購入しました。
付属品は保証書申請ハガキのみ欠品で、他の付属品は全て揃った状態、かつ商品自体は仕上済のものでした、。
グランドセイコーと言ったら「ザラツ研磨」が特徴ですが、仕上げをメーカーコンプリートサービスで行っていないでしょうから、今度オーバーホールに出す時はメーカーのライトポリッシュをしてもらおうと思います。
新品が大方の販売店で388,800円ですので、11万円ほど新品よりお得ですね!
※グランドセイコーの新品はどこの販売店も2割引きで販売するのがあたりまえのようです。
初回支払が8,500円、残り35回が7,700円ずつの返済プランとなるようです。
なにしろ、携帯端末の2年割賦返済以外、ローンというものを組んだ事がなく、今回が生まれて初めてのローンと言っても過言ではないです。
以前、ローンを組む時の審査で、過去にローンを組んでしっかり返済している実績があるのとないのでは審査や金額に影響するというまことしやかな噂を耳にした事があります。
本当かどうかわかりませんが、ここらで実績作りをしておいてもいいかな?という自分自身へのいいわけをして購入の後押しとしました。
分割回数の変更はできないそうですが、残金の一括払いについては可能だそうです。
性格上、ある程度の所で残金をまとめて払ってしまう事になるのだろうなと思います。
実際にグランドセイコーSBGR099を使ってみて
お店で丁寧にベルト駒調整をしてもらいましたので、ジャストフィットと思いきや、窮屈だと嫌な性格なので、少し緩めでお願いしたせいか、逆に緩すぎたかな?と少々不安に思ったものです。
自分で駒調整必要かなとも思いましたが、とりあえず、これで過ごしてみようと数日使ってみたところ、やはりこれで大丈夫でした。

パッと見ピン方式?
※見た目かんぬきピンタイプの駒調整かと思いきや、非常に小さいマイナスネジのピンだそうです。

アップにすると確かにマイナスネジ
ロレックスのマイナスネジピンよりいくぶん小さく華奢なせいか、マイナスネジのネジ穴が既に歪んでいますね。やむを得ないというところでしょう。
姉さん事件です!調子が悪いです!
使用して1週間ほどで日差が30秒ほどあるんじゃないか?と気になる状態になり、注意してみていました。
すると突然5分ほど時間がずれている日がありました!精度不安定にも程がありすぎて、パワリザーブ不足で、ちょうど止まってしまった5分後なのでは?と疑ってしまったほどです。
すぐにお気に入りの青焼きの秒針を見ましたが、止まっていません。動いています。これは巻き上げ不足ではないな、何かしら問題がありそうだと落ち込みました。
思い当たる節としては、先日買い換えた通勤用のショルダーバッグが、マグネット方式のフラップ付きだったという点です。
通勤の際、座席に座る時はもれなく膝の上に鞄、その上に時計をつけている腕をおいて携帯をいじっています。
あっ!マグネットの上にちょうど腕時計のステンレスベルトが当たっている・・・!
今迄はラバーか革ベルトのパネライをつけていたので、ベルトを伝って磁気がケースにまで及ぶという事はなかったようですが、この時計はベルトがステンレスでケースにつながっています。盲点でした・・・。
バッグのフラップに利用するマグネットなどは内側に隠されていて気づきにくいですが、その分かなり強い磁力のものを使っているようなので、皆さんもお気を付け下さい。
磁気帯びの磁気を抜いてみる
自分の不注意で磁気帯びをしてしまった私は、すぐに精度を調べてみました。
ここで活躍するのは、以前ウォッチモンスターの記事で気になってダウンロードしたアプリ、「Timegrapher」です。
iPhoneとイヤホンを使って簡易的に機械式時計の歩度を調べる事ができる便利ツールです。
結果としては、ビートは刻み続けるけれども、日差がいつまでたっても表示されないという不安定極まりない結果でした。
※精度不安定の時に画像に残しておけば良かったのですが、忘れてしまいました。
磁気を帯びている事が原因だろうと推測した私は、次に次のツールを使って磁気を抜く事を試みました。

磁気抜き機
使い方は簡単で、電源コンセントを入れて、時計のケースを青い箱の平らな所に置いてから赤いボタンを押すだけです。
見た目には何も感じませんので、どれくらいやればいいのか?やりすぎたら何かまずいのか?と不安に思いつつ20秒ほど赤いボタンを押し続けました。
するとどうでしょう、再びTimegrapherを利用して精度を確認してみるとご覧の通り。
rateの脇が日差なのですが、日に1.4秒プラスですね。平均しておおよその日差が+1秒から+2秒の間位で推移していました。優秀です!
購入店のスタッフの方も、「磁気帯びについては保証対象外になりますが、程度の軽い磁気帯びでしたら無料にて抜くことも可能ですので、その際は是非当店へお持ちください。」と仰っていましたので、おそらく同じような作業をしてくれるのでしょうね。
ひとまずオーバーホールを必要とするような磁気抜きをしないで済んでホッとしている所です。
それ以来電車では時計とバッグのマグネットの位置関係は気にしながら寝ています・・・。
それでもまたうっかり・・・
その後うっかりまたマグネットの上に置いてしまって、磁気帯びをしてしまいました。その時のデータが下記の画像です。日差26.3秒とかなり不安定ですね。すぐに磁気抜きしました。

こりゃヒドイ・・・
同じ工程で磁気抜きをしたのですが、日差が+2~3秒になったので、+1~2秒を経験している身としては、当然そこを目指しますよね・・・。
何度か試してみたのですが、+5秒になったり、+9秒になったりと余計ひどくなってしまったので、次に+2~3秒位におさまったら無理せずそこで終わりにすると決意しました。
結果+2秒程で落ち着いています。ホッとしました。