主に1~2万円台の低価格帯で展開しているシチズンのサブブランド、それが「REGUNO(レグノ)」です。
シチズンの看板技術である「エコドライブ(※)」を採用した手間いらず・高信頼性のソーラー電波腕時計ということで腕時計初心者にも手を伸ばしやすく、何よりも安っぽさを感じさせない作りが魅力的です。
(※REGUNOホームページでは「ソーラーテック」と呼称)
低価格帯のソーラー電波腕時計という枠組みでいうと同じシチズン製の「Q&Q」、またカシオの「ウェーブセプター」などが存在しますが、REGUNOの特徴としては『シンプルさ』『しっかりしたケースの作り』が一例として挙げられます。
個々人の好みにもよるとは思いますが、ケースやプッシュボタンに樹脂が使われている前述の二つと違いREGUNOはオールステンレスで文字盤もすっきりしており、実用時計としては値段と比しての見栄え・質感がかなり良好。
仕事の際に気軽に着けられるセカンドウォッチとして、またははじめての腕時計としてとりあえず一本欲しい!という人には敷居の低さもありうってつけと言えるでしょう。
・ソーラー電波腕時計
・10気圧防水
・ケースサイズ 38.0mm
・厚み 9.1mm
・重さ 119g
・バンド ステンレス
メーカー希望価格は20,000円ですが小売店やamazonでは1万円半ばから購入可能。
すっきりした細身の針に光沢・マット2トーンの文字盤の組み合わせは悪目立ちしない程度に華やかさを出しており、スーツとの相性もバッチリだと思われます。
バリエーション
RS25-0343H(黒文字盤、針・インデックスのデザイン違い)
RS25-0347H(白文字盤、インデックスが数字)
・ソーラー腕時計
・5気圧防水
・ケースサイズ 38.0mm
・厚み 8.9mm
・重さ ?
・バンド カーフ
こちらは電波時刻補正機能なしのソーラーペアウォッチ。どちらかといえばカジュアル寄りですが、なかなか品のあるスタイルです。最近発売されたばかりの新モデルで、小売りでは1万円未満で購入できます(2016/11/7現在)
・ソーラー電波腕時計
・10気圧防水
・ケースサイズ 37.0mm
・厚み 10.5mm
・重さ 103g
・バンド ステンレス
私が実際に所有しているモデルです。
上記のRS25-0344Hより少し安い型で、ステンレスバンドがソリッド(無垢)ではなく板巻き、バーインデックスがアップライドでなくペイント(夜光塗料ではない)だったりと簡素さが少し目立ちますが、個人的にはシンプルさが気に入り、あえてこちらを選んでいます。
他にも針・文字盤のデザイン違い(RS25-0481H)や白文字盤(RS25-0484H)などのバリエーションがあります。
ケース直径は37mm、リューズガードが無いすっきりしたデザインなので、現行の一般的な腕時計全般に比べややコンパクトなのが魅力です。
ガラスは緩やかな球面になっていて、ベゼルのカーブ具合とツライチになっているのが地味におしゃれ。なお、ベルトは社外品のソリッド(無垢)ブレスに交換しています。
REGUNOは現行ラインナップこそそれほど多くないものの、ネットで探してみると今回紹介したもの以外にも販売終了したモデルで良デザインの時計がいくつか見つかります。
メインストリームとして扱われない宿命か、新モデルが発表されても特にこれといって宣伝もされず、入れ替わりも早いので、もし興味を持たれたら公式サイト等でラインナップを定期的にチェックしてみるのをオススメします。