1人目です。
初老のスキンヘッド、でも若々しくハーフパンツに裸足スニーカー。
おわかりですか?
1949年生まれですので70手前ですね。
カメラに向けられた瞳は、まだギラギラしております。
はい、1人目の正解はジャン-クロード・ビバーさん。
ご存知でしょうか?
現在はLVMHグループの時計部門のトップでありTAG HEUERのCEOも務めております。
オーデマピゲからキャリアをスタートさせ、ブランパンを復興し機械式の価値を再考、オメガではアンバサダーを起用(シューマッハとか)し新しいマーケティングを企画、スウォッチグループを辞めウブロのCEOとなりBIGBANGを流行らせる、タグホイヤーのCEOとなり今に至ります。
クォーツ全盛の80年代に機械式にこだわり、90年代にはアンバサダー制度を確立、凄い仕掛人ですね。
SEIKOも彼を呼んだら全く別のグランドセイコーが生まれたかもしれません。
日本人にこだわりすぎなくてもね・・・
2人目。
背景には先人たちの肖像画が飾られているところを見ますと、名門一家の末裔と言ったところでしょうか?
この方は数々の名作クロノグラフを作り出しました。
今でも続くラインもあります。
2017年には85歳になり、記念モデルがリリースされましたね。
彼の作りだしたクロノグラフなど(当時の他のモデルも)を集めたアンティークばかりのオークションも開催され、大盛況でしたね。
その時のオークションにも出品されたモデルが上の画像のパンダダイヤル。
2人目の正解はホイヤー家最後のCEO、ジャック・W. ホイヤーさん。
1982年に創業一家経営が彼の時代で終わりました。
しかし彼の功績は現在のTAG HEUERを基盤を支えており、常に彼をリスペクトする姿勢が見て取れます。
創業者エドワード・ホイヤーのひ孫にあたるジャック・ホイヤーさんは、「カレラ」「モンツァ」「モナコ」「オータヴィア」の父であり、映画『栄光のル・マン』でSマックイーンに着けさせたのも彼だと言われています。
90歳のお誕生日にも素敵な記念モデルが出ることでしょう。
ブレゲの再来と言われている方ですね。
コレはもうおわかりでしょう。
1958年生まれなので、今年で還暦。
3人目の正解はフランク・ミュラーさん。
数多くの作品、数多くの発明、そして複雑なトゥールヴィヨンとフランク・ミュラーさんの偉業を知らない方はいないでしょう(時計怪獣読んでいる人ですね)。
ブランドは大きくなりすぎて、クォーツとかETAムーブメントなんかのモデルもありますが、宝飾品とてしてのレディースなら大丈夫ですよね。
やや飽きられてしまった感はあるものの、やっぱりトノーカーヴェクスやロングアイランドのベーシックなモデルは素敵です。
さぁ、時計業界の巨人たち。
いかがでしたでしょうか?
皆さん、さすがにすぐわかったかな?
好評だったら、また次回作考えます。