今回はポストロレックスとしてのパネライについて再考していきたいと思います。
ご存知のように、世界中にデカ厚時計のブームを巻き起こしたのはもう、20年ほど前のこと。
一過性のブームに終わることなく、見事に定番へと進化したブランドは、復活当初から着実にそのラインナップの充実がなされており、魅力的なモデルでいっぱいです。
では、さっそく見ていきましょう。
1本目は、ルミノールシリーズからPAM00372。
お値段の方は、1,069,200円。
オリジナルモデルの面影を残しつつも、現代にも合うようにアレンジされた美しいケースは、まさにパネライを代表するモデルと言えるでしょう。
ケースサイズは47mmと、存在感十分で、遠目で見てもそれと分かるほどに目立ちます。
秒針のない、すっきりとしたデザインはシンプルで飽きのこない仕上がりでありながらも、独創的ですよね。
さすがにここまでのサイズとなると、着ける腕を選ぶかもしれませんが、似合うようにしっかりと鍛えてみてはいかがでしょうか。
2本目は、同じくルミノールシリーズからブレスレットモデルのPAM00722。
お値段の方は、993,600円。
パネライのラインナップの中では唯一、ブレスレットモデルの展開があるマリーナシリーズ。
私もそうですが、夏場など汗をかく季節にはどうしてもブレスレットの時計が着けたくなりませんかね。
ここのところ、パネライのラインナップの中からはブレスレットモデルが減っていっているのですが、少し寂しいですね。
こちらのモデルは、ケースサイズが42mmと、パネライの中では少し小ぶりで、日常使いにもいけるのではないでしょうか。
3本目は、ラジオミール カリフォルニア。
お値段の方は、961,200円。
ラジオミールは、パネライがイタリア海軍の要請を受け、1936年に初めて試作品としてデザインしたダイバーズ ウォッチになります。
名前の由来はその文字盤にあって、ローマ数字 とアラビア数字がユニークに配置されていて、ロレックスにも同様の文字盤が存在することでも有名ですよね。
以前はロレックスがムーブメントを供給していたこともあるということで、そういう意味でも、ポストロレックスとしてありなのではないでしょうか。
4本目はサブマーシブル。
お値段の方は、864,000円。
パネライと言えば、ある意味全てダイバーズウォッチということになるのですが、そのパネライのラインナップの中でも一番、ダイバーズウォッチらしいデザインをしているのがこのサブマーシブル。
ラインナップもかなり充実し、どれを選んでいいか迷うところですが、おすすめは一番オーソドックスなこちらのモデル。
ケースサイズは44mmで、かなりボリューミーですが、着けているだけで元気が出てくるような迫力のある1本ですね。
オリジナルには存在しない、復活後のモデルになりますが、ラインナップの充実により、今後は人気が出てきそうなモデルではないでしょうか。
5本目は、ルミノール ドゥエ。
お値段の方は、820,800円。
パネライに現代的なエレガンスを、というコンセプトで誕生したシリーズだけあって、女性でも違和感なく着けられるようなモデルもラインナップされています。
こちらのモデルも、ケースサイズが38mmと、デカ厚時計らしからぬケースサイズで、今までパネライを敬遠していた方にもおすすめのモデルですね。
実際、38mmと言えば、大きさだけで言えばごくごく普通のサイズですからね。
まさかパネライがここにきて、サイズダウンしたモデルを展開するとは思いませんでしたが、ファン層を広げるという意味でも、今後も人気が出てきそうな予感です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
街中でも、着けている人をかなり見かけるようになって久しいパネライ。
ブランドイメージもしっかりしていて、ポストロレックスとしての地位は十分に持っているのではないでしょうかね。
しかも、ここ最近のパネライの時計は質感も向上し、自社製ムーブメントを搭載しているということで、ブランドとしての実力も本物と言えるでしょう。